- ベストアンサー
しましょうか?としませんか?
私は今会社で日本語を教えているのですが、 テニスをしませんか? という答えの文章で テニスをしましょうか? と答えた人が結構いました。 この違いの説明の仕方を教えてください。 ~しましょう(勧誘)に 安易に「か?」を付けてしまうのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
NHKの番組『日本語なるほど塾』で、作家の清水義範氏も軽く触れていたのを記憶していますが、 「~しませんか、~ではないですか」 というように否定形で問いかけるのは、相手に対する気遣いのあらわれによるものです 相手が断りたいときのことを考えて、より断りやすくして、心理的な負担を与えないという優しさが、否定形の問いかけにはあるのです。 「~しましょうか」より「~しませんか」の方がより断わりやすいというのは、否定されることを念頭に置いているという言葉通りなものだけではなく、「~しましょうか」は誘った側の気持ち優先で事を運ぼうとしていて、「~しませんか」は答える側の気持ちを優先に考えている、というニュアンスが微弱ながら感じられるからです。 ただし、親しい間柄では、あまり差異なく使い分けていると思います。この辺りは、日本人であれば、自然と気持ちが言葉に乗って表れることでしょう。あらたまった場では、否定の問いかけの頻度が増すでしょう。 以上から考えて、「をしませんか」と「をしましょうか」の違いというのは、敬語の一つ上の視点である「待遇表現」(言葉はTPOにより相応しい表現をとる)の違いによるものと説明するのがよろしいかと思います。
その他の回答 (2)
質問文が分かりにくいので勝手に理解した回答にになりますが・・・ *テニスをしませんか? 相手の意思を尊重しながら勧誘又は質問をしています。 返事は はい、しません。(やりたくない) いいえ、します。(やりたい) *質問が、テニスをしますか?、なら 返事は はい、します。 いいえ、しません。 *テニスをしましょうか? 選択肢の中からテニスを選んで勧誘している感じ。 返事は はい(しましょう) いいえ(したくありません) テニスをしましょうかと答えた生徒は、日本語でも否定形で質問したり勧誘したりすることを知らなかったのか、否定形の勧誘文への回答が欧米語と逆になるため、混乱を嫌って普段から肯定形を使うようにしているのかもしれません。この点はあなたの生徒に聞くのが早いでしょう。なお、日本人でもテニスをしましょうかと使うので、あなたの質問の前提が省略されてしまって、分かりにくい文章になっていると思いました。
- NYC10017
- ベストアンサー率47% (21/44)
日本語文法を正式に勉強してから、かなり経ちますが、これは覚えているような気がしますので、参考程度に・・・ 「テニスをしませんか?」ってのは、誘いの台詞です。従って、テニスを「お茶」とか「ランチ」に置き換えると、ナンパしている事になります。 それにくらべ、「テニスをしましょうか?」の場合は、「何かをする」という前提のもとに聞いているというニュアンスがあると思います。また「お茶」や「ランチ」に置き換えれば、ナンパと言うよりは、友人同士が「なにするぅ~?」、「ランチしましょうかぁ~?」的な感じになると思います。 また、「テニス」では問題ありませんが、「・・・しましょうか?」の場合、何かをすることをオファーしているという印象を与える事も多いかと思います。例えば、「掃除をしましょうか?」と言われたら、「お願いします」と言うのが人情でしょう。 答えになってます?