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Fe2O3とFe3O4のどっち?

Fe2O3とFe3O4の利用について調べているのですが、Fe2O3は顔料に用いられるとか、Fe3O4はフェライト磁石に用いられるというのは知っているのですが、ビデオテープや切符,銀行のカードなどの磁気記憶部はどちらが使われているのでしょうか? 多くはFe2O3と記されているのですが、色が腑に落ちず、Fe3O4と記されているHPもあり、混乱しています。お教えください。 あと、Fe2O3(ベンガラ)は鳥居の着色に使われているとも聞きますが、HgSとも聞いたことがあります。今でも水銀が使われているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • c80s3xxx
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回答No.2

>Fe3O4はフェライト磁石に用いられる 用いられてませんよ.フェライト磁石は主にバリウムフェライトです.合成原料としてはFe2O3を使うことはありますが,Fe3O4 を使うことはないでしょう. >ビデオテープや切符,銀行のカードなどの磁気記憶部はどちらが使われているのでしょうか? Fe3O4 を磁気記録材料に使うこともありません. >多くはFe2O3と記されているのですが、色が腑に落ちず、 磁気記録に使われているのは Fe2O3 ですが,赤色顔料などに使われるものとは結晶構造が異なるγ-Fe2O3 というもので,これは磁石になります.通常の顔料やフェライト原料などに使われる Fe2O3 はα-Fe2O3 です. >HgSとも聞いたことがあります。今でも水銀が使われているのでしょうか? HgS は非常に溶解性が低いため,使っても問題になることはないのでしょうけど,実際には今は使っていないでしょう.一部の特殊な用途(文化財の復元修復とか)なら別ですが.

TAKUKU
質問者

お礼

非常によくわかりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • kenojisan
  • ベストアンサー率59% (117/196)
回答No.3

Fe3O4は鉱物名マグネタイトと呼ばれる黒色磁性物質で、黒錆びの主成分でも有ります。 これは、古くから知られている磁性物質ですが、残念ながら折角磁化させても簡単に磁化方向が動いてしまう、保磁力が小さい物質のために、No2さんがおっしゃるように、磁石や記録材料には使われていません。 お札とかの印刷とかで黒色顔料には使われていると聞いています。 同じ逆スピネル結晶構造を持ち、Feイオンの一部をBaやSrにおきかえたバリウムフェライトやストロンチウムフェライト、Feイオンの一部が抜けて空穴になったγ-Fe2O3(マグヘマイト)などが利用されているのはNo2さんのおっしゃるとおりです。

TAKUKU
質問者

お礼

補足説明の形で読ませていただき、なぜFe3O4が使えないのかを知ることができました。 ありがとうございました。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.1

磁性材料の成分、色、用途などが書かれたページです。 参考になりますでしょうか。 http://www.moon.sphere.ne.jp/titan/auvico/menu.htm http://www.maxell.co.jp/products/industrial/m_print/index.html

参考URL:
http://www.maxell.co.jp/products/industrial/m_print/index.html,http://www.moon.sphere.ne.jp/titan/auvico/menu.htm
TAKUKU
質問者

お礼

すぐのお返事ありがとうございました。実際の企業のHPは現物のものなので、とても参考になりました。

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