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分厚い本について

1 先日「終戦のローレライ/福井晴敏」の文庫本1・2巻が発売されましたが、なぜ全巻(全4巻?)同時に発売しなかったのでしょうか? 2 京極夏彦氏の作品や「白夜行/東野圭吾」のように、かなり長い話なのに文庫化の際に上下巻に分けず1冊で発売されるものがある一方で、「彗星物語/宮本輝」の角川文庫のように、1冊で十分収まる(実際に文春文庫では1冊)内容をわざわざ(?)2冊に分けて発売されたりしています。 この辺りには、どのような意図が組み込まれているのでしょうか? 以上2点について、何か御存知の方いらっしゃいましたらお教えください。

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  • tochanx
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回答No.1

1について、 それはおそらく書店の本の回転率の速さのせいだと思います。一度に全巻発売してしまうと一度は日当たりの良い場所に陳列されるでしょうが、時間とともに後ろへと追いやられてしまうでしょう。何度かに発売をわけることで少しでも読者の目にとまる確率を上げたいのでしょう。また購入者の視点に立っても4冊も同時に購入するのは厳しいですし。 2について、 私もかねがね不思議でした。たとえば天童荒太の「家族狩り」の文庫版なんかもひどく理不尽に感じました。原作とほとんど同じ内容なのにもともと一冊だった本を言い訳をしてまで5冊に分割するなんてあんまりです。これはいくら想像を巡らせてもさっぱり理由がわかりません。偶然の産物だったりして。

yx20909
質問者

お礼

ありがとうございました。 確かに、売る側の立場としてはそうかもしれませんね。 しかし、個人的には5冊くらいまでなら同時に購入して一気に読みたいですね。まあ、例えばドラゴンボール完全版が同時に34巻出されても一気に買う気にはならないのと同じですかね。(ちょっと違うか) 言い訳をして5冊に・・・?どんなものなのか少し気になります。また時間があれば拝見したいところです。

その他の回答 (1)

  • kaZho_em
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回答No.2

1 #1の方の意見が正しいかと思います。 2 近年、文庫に限らず、本の活字が大きくなったり、行間が広くなったりする傾向にあるようです。 読みやすさを求めての目的のようです。新聞もそうです。 この結果、文章量としては一冊に収まっても不思議はないはずの作品が、いざ文庫にしてみると 厚くなりすぎそうだという場合、上下刊に分冊される事があります。 ただ、これに関しては、著者の承諾が前提ですが、例に挙げられた京極夏彦氏は分冊を許可しない と思われます。 以下は余談ですが。 京極氏は、本になった場合のレイアウト構成にもこだわりのある作家です。文章にページを跨がせない 事で有名です。ページの最後は、必ず 「 。 」 等で文章を完結させます。このため、ハードカバー から新書、新書から文庫などレイアウト変更が生ずる場合、ページ末では文章が完結するように 必ず手を入れておられます。

yx20909
質問者

お礼

ありがとうございました。 確かに、以前と比べて格段に本は読みやすくなっていますね。読みやすさという観点から考えれば分冊化もある程度は納得できます。 しかし、実際には#1さんも言われていますが十分に少ない冊数で済むようなものがかなり多い冊数になっていることは結構多いような気がします。そのような本の分冊数などは、作家と出版社が話し合って決めるんでしょうか? それにしても、京極氏のこだわりは凄いですね。読者にとっては、読みやすいのか読みにくいのか一体どちらなのか(笑)

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