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短い小説なのに、上下巻に分かれているのって・・・?
どうでも良いような質問ですみません。 文庫本の話ですが、1000ページもあるような長編(例えば、講談社文庫の京極夏彦とか(-_-;)・・・その後に分冊版も出ましたが)が、すごく分厚いのに一冊にまとめられていたりするのに対し、そんなに長編でもなく、これは一冊で充分なのではないかと思われる小説(例えば、チームバチスタの栄光とか(^^ゞ)が上下巻に分かれていたり、それってどうしてなのでしょう? 売れる作品は、上下巻にすると料金をより多く設定できるのでそうしているのでしょうか? それとも、作家の意向が何かあるのでしょうか? 確かに、あまりに分厚い本は、手が疲れて読みづらいところはありますが・・・。 前から、不思議に思っていたので質問させていただきました。 知っている方、いらっしゃいますか? なお、例に挙げた小説は、飽くまでも分かり易く説明するためであり、特に他意はありません(^^♪
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- Vwiyoonn
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単に営業の都合で分冊、というものもないでもないでしょうが、作品の構成が中間部で大きく変わったり、その間に時間経過があったり、語り手が代わったり、視点の変化が生ずることを分冊することで表現したものもありますよ。他にはスティーヴン・キング(作品名は失念)のように(日本ではまとめられて出版されてましたが)細かく物語を分割して発売することによって、一気に読めないもどかしさを読者に感じさせる演出ってものありますし、いくら出版不況といっても、お金の都合だけで人間動いてるって訳でもありませんよ。
こんにちは。 「ノルウェイの森」とかもそうですね。 この作品が大ヒットしたときにビジネス雑誌で読んだ 記憶があるエピソードですが(もう20年くらい前?) *つづきが読みたくなる。 *売上げを伸ばす。 よって1冊にまとまる本でも2巻に分けてる みたいな話をきいたことあります。 作家の意向かどうかはわかりませんが 読者側の心理としては「なるほど」って感じですね。
お礼
回答ありがとうございます。 「ノルウェイの森」なんかは、原色の『緑』と『赤』の強力なコントラストで、読書好きな人なら、表紙を見ただけで思わず2冊とも買いたくなっちゃいますよね~(^^♪ 人間の心理って、手元に物語の結末があるといつでも読めるって安心してそんなに気にならないですが、下巻がないと・・・と思うと、そんなに面白くない(?)小説でも、気になって買っちゃうものなのかもしれませんね。
- pontatsu
- ベストアンサー率20% (17/85)
ありますね、確かにうすい分冊。 おそらくですが、 一冊800円より500円×2のほうが 利益が出るというのに加えて、 2冊にすればそれだけ書店で平台などでフェイス(面)が 多く取れるという営業的な目線もあるのではないでしょうか。 それだけ他社が入るスペースを減らせます。 まぁ個人的には本という娯楽的なものに 営業だの利益だのってのが見え隠れするのも イヤですが。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほどー。 平積みの際の視覚的効果みたいなものがあるとは、思いつきもしませんでした・・・。 でもやっぱり、そういう戦略って、売れる本しか意味なさそうですけど(-_-;)
お礼
回答ありがとうございます。 読者に対しての、ストーリー面から見た心理的効果や、わくわく感を倍増させるための連続ドラマ的な期待感を持たせる要素もあるんですね。 読書を、ただ本を読むという行為ではなく、エンターテイメントとして高めることにも配慮しているなんて・・・やっぱりプロの考えることは違いますね~(^^♪ スティーブンキングの分割して発売したのって、「グリーンマイル」ではなかったでしたっけ? 月刊誌のように、毎月一冊ずつ、少しずつ、という形で出版して、好評を得たんじゃなかったっけなぁ・・・? 違ってたらすみません(^^ゞ