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一月一日の《天声人語》

guramezoの回答

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  • guramezo
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回答No.2

awayuki_chさん、お早うございます。いつも頑張って勉強していますね。今年も頑張りましょう。 さて、天声人語を読みましたが、正直、あまり言い文章とは言えませんね。気取った言葉使いが多く、実際の風景や、作者の感情が殺されてしまっています。 日本語の教材としては、不向きでしょうね。 それはさておき、ご質問にお答えします。 1、執筆者の言わんとすることは、遠くのものから順に、ということです。 分りにくくしている原因は、「より」という比較級をつけていることにあります。 「遠くに、はるかに感じられたものから順に記す」なら、少しは分り易くないですか? 物に順序を付ける文章なのに、最初に比較の言葉を入れるのは、不自然な表現です。 「もっと遠くに見えたものから順番に挙げると・・・」と言い直したら、この文章の不自然さがわかるでしょう。 2、読み方については、 ・「右手」は「みぎて」 ・「西方」は、「せいほう」とも「さいほう」とも読みます。意味は同じ。 ・「灯」は「ひ」が正しいのですが、当て字で「あかり」と読ませる場合もあります。この場合は、気取った文章なので、「あかり」と読ませたいのかもしれませんね。 ・「瞬く」は、「またたく」ですね。点灯でなく、チラチラ点滅を繰り返している状態ですね。 ・「記す」は、「しるす」とも「きす」とも読みます。 「きす」の方が「業務上の文章」という印象が強くなるので、この場合は「しるす」と読みたいですね。 ・「宿す」も、「やどす」でも「しゅくす」でもいいのですが、「きす」の理由と同じで、「やどす」と読みたいですね。 ・「衣」は「ころも」です。「包み込んでいる」という使い方の場合は、こう読みます。 ・「大空」は「おおぞら」です。他の読み方というのは「たいくう」でしょうか?この読み方は使われないと思います。 3、『:』は、日本語にはないのですが、パソコンが普及されてから、盛んに使われるようになりましたね。 『、』を使った場合は、 『第一段落、右手の西方、灯が瞬く』 となりますが、『、』が多すぎるし、そもそも3つの単語が並列になってしまい、意味が変ってしまいますね。 『第一段落の、「右手の西方」と、「灯が瞬く」という文章の』 ならば、文章を区切るのでいいと思いますが、項目を箇条書きにする場合は、『:』を使った方が分りやすいですね。 尚、「」や()も、日本語にはなかった記号ですよね。 最後に、例文の「天声人語」で、変に感じた部分をあげ下させてください。 「いわば空中の一点となって見た大自然の数々」 ⇒大自然が数々あるのに、「一点」ではおかしい。 「空中を構成するものとして見た」というべき。 「月は最も近い星であり、地球の衣である大空の下には・・・」 ⇒未だ「藍色」で暗い空を見て、「地球の衣」とか「大空」と感じるのは不自然。 「空」という印象より、「宇宙」と感じるはず。 その場で書いた文章でなく、後で作り出した文章という感じを受ける。 「壮大な沈黙の交響」 ⇒イメージが湧きますか? 言葉に酔いすぎですね。 長文、失礼しました。

awayuki_ch
質問者

お礼

 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。  今朝早くにもかかわらず、ご親切に教えていただき誠にありがとうございました。とても役に立つご回答です。良く分かりました。  本当にありがとうございました。今年も引き続き頑張ります!

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