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細胞膜って自宅で簡単に作れますか?
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ちょっと道具も知識も足りませんね。 まずレシチンは、卵黄でも大豆でもチョコレートにも含まれていますし、生体成分にも含まれています。その意味では、材料には事欠きません。ところが外の成分も大量に含まれていて、その中には、一部だけ構造の違う Phosphatidylserine とかいろいろ入っています。まずこれら性格の似た物質 (この場合は Lipid のうち Glycerophospholipids) をまとめて抽出し、その混合物から精製して行くことになります。ここまで理解できますか。 この後、その精製したレシチンに多くは Cholesterol を加え、Ethanol 辺りで溶解、Sonicate 後溶媒除去、その後水に Suspend してから Dialysis 位が一番手軽な方法です。 まぁ、もう少し生化学の初歩の勉強から入ってください。 ガスコンロ お鍋 コップ お箸 卵黄、大豆(レシチンが入っているらしい?) 洗濯用洗剤アタック(溶媒?) では無理です。一般家庭にある道具では、不可能です。 ところで、なんでこんなもの、うちで作ろう、と思ったんですか。
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- Freeuser
- ベストアンサー率45% (181/399)
リポソームはだいたい数μm(1mmの数百分の1)の直径しかないので、運良くそのような小胞が作れたとしても目ではほとんど見えないでしょう。光学顕微鏡が必要です。 また、脂質二重膜自体は厚さが10nm(1mmの10000分の1)しかないので、運良く膜ができたとしても光学顕微鏡では観察できません。電子顕微鏡が必要です。 リポソームを安定して作るための機械などは研究用に販売されています。一家に一台!?(笑) 簡単に作れれば機械とか買わなくていいですものね、あんな高いもの。 というわけで、家で簡単に作るのは残念ながら無理だと思います。助けになれなくてすみません。
お礼
がーん そこまで薄すかったとは 世の中を甘く見すぎた... 兎に角、みなさんありがとうございました。
- chicago911
- ベストアンサー率30% (213/706)
申し訳ありませんが、No. 3 の方法でできるほど簡単なものではありませんよ。これで Liposome が作れるんなら、実験室で誰も苦労していませんよ。
お礼
ありがとうございました。 当分は本でお勉強するとします。^-^
補足
リポソ-ムって脂質二重層膜閉鎖小胞だそうです(ヤフーで調べました)^-^ 研究室の博士もリポソームを作るんですね...
- overthisgraysky
- ベストアンサー率29% (78/267)
レシチン、グーグルで見つけましたよ。 健康食品でたくさん売ってるみたいです。 レシチンはフォスファチジルコリンの別名なんですね。知りませんでした。 だったら、確かに細胞膜のようなものは作れるかもしれませんね。 どのように作るか僕にはよく分かりませんが、ひとつ思いついたので書いてみますね。 まず、コップに水をそそぐ。 水に浮く筒状のもの(プラスチックとか)を入れる。 そのわっかの中に、レシチンのカプセルの中身を入れる。(もしレシチンが水に浮くなら、わっかの中にたまるはず。筒の長さはある程度長い方がいいかも。) 次に、金魚すくいとかシャボン玉を作るやつみたいなの形のものを細い針金で作る。(○―)←こんな感じ 直径は5ミリとか1センチとか、小さい方がいいかもしれません。(細胞もちっちゃいから?)柄は長めに。 そして、その針金の柄を持って、丸い部分をわっかの中に通せば、通り抜けたときには膜ができてたりするんじゃないかな、と想像します。 さらに、その針金を水の中でさっと動かすと、シャボン玉のように細胞もどき(liposome)ができるかもしれません。 調子のいいことを書いてしまいましたが、これは全く自信なしの素人の楽観的な想像です。 もしうまくいかなかったら本当にごめんなさい。 また、できたとしてもこれは本当の細胞膜とは組成が全然違いますので注意してください。
- 参考URL:
- http://www.vitamin-shopper.com/diet/2-13.htm http://www.rakuten.co.jp/earthpure/100259/101148/
お礼
ありがとうございます。 もしかしてシャボン玉作れるのかな...^-^
- chicago911
- ベストアンサー率30% (213/706)
この質問意味不明なのですが。 細胞膜と言うのは、生体を構成している種々の細胞の外界との境界を構成している膜で、人工的に作成できると言う話は、今だ報告されていない筈です。 また、人間の体を構成する細胞の中には、毎日死滅し新たに出来上がってくるものがあります。一番わかりやすいのが表皮細胞で、死滅したものが垢となりますが、いくら垢を落としても皮膚がなくならないように、新たな細胞が作られています。その意味では、自宅ででも、貴方の体の中で、細胞膜は簡単に作られています。 さて、 >レシチンという物質を水に溶かすだけで細胞の膜をつくることができるらしい ことですが、細胞膜あるいは細胞の膜を作るのではありません。細胞膜は簡単に言ってしまいますと、レシチン (Phosphatiylcholine が正しい名称です) のように、水溶性の部分と脂溶性の部分を持つ物質が、ヘアピンのような形に曲がり、脂溶性部分が隣り合い、反対の両側に水溶性の部分が出るような脂質二重層 Lipid Bilayer が基本構造になり、この間に様々なタンパク Protein などが挿入された格好をしています。構成する脂質はレシチンには限りません。この細胞膜に似たような構造を、脂質を用い作成することはでき、Liposome と言われます。確かに作り方自体はそれ程難しくありませんが、一般家庭にあるものではちょっと無理でしょう。最終的には余った原材料やら溶媒やらを除去しなければならず、どうしても実験室レベルの設備は必要です。
お礼
ありがとうございます。 レシチンを作るには、 何かを溶媒を使って溶かしたあとに、要らないものを除去するんですか^-^? ガスコンロ お鍋 コップ お箸 卵黄、大豆(レシチンが入っているらしい?) 洗濯用洗剤アタック(溶媒?) はすぐ用意できます^-^
補足
作りたいのは細胞膜ではなく脂質二重層でした^-^; 余った原材料 溶媒 何のことかさっぱりわかりません^-^; 前途多難... 簡単に手ほどきお願いできませんか^-^?
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