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メチルオレンジ(アゾ染料)の合成について

rei00の回答

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  • rei00
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回答No.4

  ANo.#1 で補足要求した rei00 です。 【ジアゾ化の炭酸ナトリウム】  ume_pyon さんの回答にある様に,「水に溶けにくいスルファニル酸の-SO3Hを-SO3Naにして、水に可溶にするため」です。  「The Merck Index Tenth Edition」によると,スルファニル酸は難溶で,40 ℃でも 1.94 w/w% しか水に溶けません。また,他の有機溶媒でも適当なものがありません。 【カップリングの氷酢酸】  この場合もジアゾ化の生成物(p-ジアゾベンゼンスルフォン酸)が冷水には難溶で,温水や塩基,酸には溶けます(上記の「The Merck Index Tenth Edition」より)。しかし,水が共存するとフェノ-ルの副生が伴います。したがって,非水溶性の酸である酢酸を溶媒として使用しているのでしょう。 > 一度-SO3Hから-SO3Naになって、また-SO3Hに戻ったのでしょうか???  その通りです。最初炭酸ナトリウムで溶解した時点では,ナトリウム塩になっています。反応に際して塩酸を加えますね。この時点で反応液は酸性になり,ナトリウム塩が酸型になります。  

chem_egg
質問者

お礼

rei00さんとume_pyonさんの回答によりジアゾ化,カップリング共に納得できました。 化学反応式については皆様の回答より自分で考えて行こうと思います。 お忙しい中、細かく詳しく説明し、又、追記の質問にも答えて頂き本当に有難う御座いました。助かりました。 (始めの回答の早さに感動しました・・・。) また何か縁がありましたら宜しくお願い致します。

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