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江戸城
江戸城って、本丸、二の丸、三の丸、西の丸などに分かれているって聞きましたが、これはどのような区別なのですか?本丸、二の丸のような建物があるってことでしょうか?江戸城に限らず城って大体”~丸”ってなってますよね。 よかったら構造を詳しく教えてください? さいきん歴史に興味を持ち、少し気になったので。 よろしくお願いします。
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はじめまして。 日本のお城を見ると、必ず○○丸とありますよね? まず、城というのは難しく言うなれば『守るべき空間』、平たく言えば『陣地』です。 つまりそこを守らないと、負けてしまうわけです。 城の中には、その『陣地』が幾重にも、何段にも設けられている事で、戦争になった時有利に守ったりしていくのです。 そうその『陣地』と言うのが○○丸と言われるモノです。 基本的に本丸を最終的な防御施設ととらえ、 その周りに二の丸、三の丸、※※丸・・・と囲うなどして敵に備えます。 城郭の歴史についての本を読みますと、 本来、『丸』と呼ばれるところを『郭』『曲輪』と書き、呼び方はどちらも『くるわ』とされています。 なので『丸』=『郭』=『曲輪』注意してください。 そして本丸ですが、よくイメージされる天守閣とかがある場所であり、最終防衛施設でもあります。 さらによく勘違いされるのですが、 天守閣で城主は寝起きしません。 代わりに本丸御殿と呼ばれる立派な御殿があり、そちらで生活しています。 同じく二の丸にも御殿と呼ばれることがあったりなかったりはするのですが、 一応は立派な屋敷があります。 基本的には、そちらで政治を行なったりするようです。時々本丸御殿が使えないとかで、政治と生活の両方に使う事もあるようですで。 お金のある大名になると、三の丸までに御殿を作った人もいるようですが、 大概はこんな感じです。 あと二の丸、三の丸は順番ですが、方角や地名・人名、植物の名を郭につけている傾向にあります。 ですから江戸城は中心を本丸、二の丸、三の丸、西の丸と言った感じで戦争を考慮して建造されているのです。 こんな感じでいかがでしょうか? 歴史は興味がわくと果てなくいろんなことが知れて面白いですよ。 是非調べてみてください!