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蔵の中の逸品
以下のサイト内に「蔵から出てきた逸品」とあるのですが、具体的にどのようなものが出てくるのでしょう? 小諸市ではどのくらいのお家が蔵を持っているのですか? 【長野県小諸市の魅力を満喫】街歩きしながら文化・芸術・食を楽しむ「こもろ浪漫2024秋」 https://news.goo.ne.jp/article/tabizine/region/tabizine-620860.html 私の蔵に関するイメージが貧弱すぎて、「美術館所蔵になりそうなものすごく貴重なもの」か「どうしてこんなものが入っていたというような、例えばすり切れた畳」とか、の極端な想像しかできません。 蔵をお持ちや覗いたことのある方で、このようなものが入っていたよと言う例があれば、小諸市にこだわらず教えていただけると嬉しいです。 ※OKWAVEより補足:「小諸市への移住」についての質問です。
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特別、小諸市に固有の事柄ではないように見受けられます。 どちかというと、蔵についての質問という風に受け取れます。 長野には、地元情報誌に「KURA」というのがあるくらいに蔵との関わりが深いと思われるのかも知れませんが、現代人は蔵とそれほど深い関わりはありません。 蔵は、言うならば「物置」みたいなものです。中には、漬物を漬けるのに、適度な湿度と冷暗が得られる「土蔵」というものを好んで使っている人もおりはしましたが、そのような人でも、主な用途は物置としてでした。 物を置いて余ったスペースに漬物の壺を置いてあるようなイメージ。 現代人にはわからない感覚ではないかと予想します。 恐らく、戦前にお生まれの世代までが、蔵を有効利用してきて、蔵の文化に造詣を持つ最後の世代ではないかと予想するのです。 そして、日常的には、長野の地元企業だとカクイチ、全国規模ではイナバとかになるのでしょうが、ただ物をしまっておく、置いておくだけの用途では、既に金属製の物置やプレハブなどに取って代わられた現代においては、蔵の持つ魅力というのは、意匠を懲らした造形美にあるのでは無いかと予想してます。 文化財保護の観点、懐古趣味という事ではないでしょうか。 実際、小諸市近隣の長野市、善光寺の周辺の所謂門前町と呼ばれるエリアでは、酒造場は、先の漬物と同様の理由で、実用的に今でも使われていることはあるものの、一般人が散策で見かける、白の漆喰で壁面を塗り、瓦屋根の蔵というのは、実用目的と言うよりは、「懐かしい景観」を得るためにあると見られます。 他には、現代建築で、見かけだけ「蔵っぽい」建物も多々見られます。 だいぶ横道に逸れましたが、個人的に思うのは、現代では大手の物置メーカーの製品に取って代わられた、物置としての用途を、かつての蔵は担っていたと思っていただいて構わないように思います。 なので、蔵が全盛だった時代の当時の人間が、蔵に置いていた物というのは、その時巷にあったモノが殆どだと考えて良いのではないでしょうか。 今では新しくつくられることなど殆ど無くなった蔵ですが、父方の墓参りに訪れると、昔に建てられた蔵の風景は普通に見られ、懐かしい印象を与えてくれます。なお、父方の実家は小諸市ではありません。 小諸市の生まれでも在住でもない人間ですが、質問の主旨は小諸市には無いと考え、回答させていただきました。 参考までに。
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- chie65536(@chie65535)
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旧家の古い蔵からは、 ・祖母や曾祖母など、何代か前の嫁入り道具 ・ご先祖様が収集していた書画骨董(茶碗や掛け軸) ・著名な小説家の初版本 ・当時は普通に使用していた生活雑貨の伝統工芸の民芸品 ・鎧や兜や日本刀や、戦時中の軍刀 など、高いか安いか判らない物が出て来ます。
お礼