>納豆が血液をサラサラにするという情報は、人体実験で証明されているのでしょうか。
⇒「ナットウキナーゼ」の働きですね。その筋のサイトでは次のように説明されています。
《血栓溶解(動物実験)1980年、試験管内での実験で、人工血栓における納豆の血栓溶解作用が観察された。1986年、ナットウキナーゼと命名され論文が発表されると、NHKなどマスコミが大々的に取り上げ注目が集まった。1990年、犬に腸溶カプセルを経口投与した研究では、血栓症の犬の血栓を溶解することが血管造影によって観察された。1995年、ラットの十二指腸内に80mg/kg投与した研究では、血漿中のフィブリノゲンが分解された。使用されたナットウキナーゼは、胃酸の影響を受けず、薬理学的に高用量ではあるが、ラットの腸を通過して血液中で作用することが示された。ラットの静脈内に注入した研究では、プラスミン(生体がもともと持っているフィブリン分解酵素)の4倍の血栓溶解作用が認められた。
臨床研究(人体実験):2009年、45人が参加した非盲検の自己管理臨床試験(台湾)で、健康なボランティア、心血管系の危険因子を持つ患者、透析患者に、4,000 FUのナットウキナーゼ含有カプセルを2ヶ月間投与した[58]。血漿フィブリノゲン、凝固第VIIおよびVIII因子の減少は、各グループ内で経時的に観察され、グループ間で低下の程度は同様だった。
2015年、健康な若い日本人男性12人が参加した二重盲検プラセボ対照クロスオーバー比較試験(日本)では、2,000 FUのナットウキナーゼ含有カプセルを単回投与で数時間後にはフィブリン溶解と抗凝固作用を有意に亢進することが示された。ただしすべての変化は正常範囲内だった。》
詳細は次のサイトをご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ナットウキナーゼ
なお、巷間でささやかれるナットウキナーゼの効用は、以下のように言われます。
納豆が血液をサラサラにする理由は、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」の働きによります。この酵素は、血栓を溶かす作用があり、血液の流れを良くする効果があります。血栓ができにくくなるように働きかけたり、血液がサラサラになることで、全身に酸素や栄養素を行き渡りやすくしたりする作用もあります。
おすすめの食べ方としては、よく混ぜる: 25~30回以上混ぜると、ナットウキナーゼの効果が高まります。また、ナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱せずにそのまま食べるのがよいとされます。
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ご回答ありがとうございました。