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将棋の決着条件
将棋は王様を取った方が勝ちのゲームだと思っていたのですが、将棋の正式ルールでは、王様を取ることはできず、勝つためには (1)相手が負けを認めるか、 (2)相手が反則負けになるか、 どちらしか方法がない、と聞いたのですが本当ですか? プロの将棋では勝勢、敗勢の状況判断が正確なので、最後まで続けず、負けを確信した時点で負けを認めることが通常なのは知っていますが、聞いた話は、相手の王様を取れないのはマナーとか通例だからという話ではなく、将棋のルール上、王様を取るのは不可能という話でした。 お遊び将棋では相手の王様を取って勝ちとしますが、プロの将棋では こんな事はルール上、あり得ないのでしょうか?
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・王手が掛かっているのにそれを回避しないで別の手を指すと反則 ・(王手が掛かっていない状態から)自分から王手が掛かる状態になる手を指すと反則 です。 王が取れる状態というのは、その前に王手状態になっているはずですが、王手になると、王手を掛けられた側は、 ・王手を回避する ・投了する ・回避せずに別の手を指して反則負けになる ・何時までも指さずに時間切れ負け(アマで制限時間無しなら何時までも待つ?) のどれかになるので、王を取る状態にはなりません。 「パス」ということが出来れば、王手を掛けられた側がパスして、 王手をした人が王を取るということもありえますが、将棋ルールに「パス」はないです(囲碁はパスあり。両者がパスすると終局)。 あと、ちょっとあり得ないですが論理的には可能性としては、「王手した人が2手続けて指してしまいその人が負け」ということもあり得ます。 将棋ソフトを使った対局だと、王手を回避せず別の手を指した場合に反則にならず、王手を掛けた側が操作としては王を取る操作が可能なものもあるようです。
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- notnot
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> 王手放置という反則ルールがあるなら、ルール上、王様を取るのは不可能だと思われます。(王様を取る前に必ず相手の反則負けになる) そうですね。 ただし、即座に反則負けにならない場合も想像することは可能です。 下記のようなことが無い限りは、反則負けで決着します。 初心者同士で二人とも反則に気づかない場合(※)は、(それに気づくまでは)反則にならずに将棋は続行されますね。永遠に気づかないかもしれません。まあ、だからといって王を取ることにはならないですが。 あるいは、ルールを知らないケース。 Aさんが王手して、Bさんが王手回避を見逃して、Aさんが指摘してBさんの反則負けを告げても、Bさんがルールを知らずに、反則を信じない場合は、Aさんが王を取って終わるという決着があるかも知れません。試合とか将棋会所的な場所でならAさんが審判員的な人を呼んで、Bさんの反則負けで決着しますが、近くにルールを知った第三者がいない場合とかだとそうなっちゃうかも。 Aさんもルールを知らないと、そのまま王を取っちゃうでしょうね。 ※ 例えば、角道の桂をを飛んで空き王手になったけど、二人とも桂の飛んだ先が気になって王手に気づかなかったとかあるかも知れません。
お礼
ありがとうございます。 遊び将棋では、王手放置なんてルールは知らない人がほとんどと思いますし、気にされないですね。 一方で、プロの対局など厳正なルール下では、ルール上、王様を取るのは不可能という話は、本当のようです。 負けを認める、反則を犯すは、どちらも「負けルール」です。負ける側が「負けルール」でしか勝負の決着をつけられない、というのも珍しいです。 普通は勝つ側が「勝ちルール」で決着をつけるのですけれどね。「勝ちルール」である、王様を取ることがないので、こんなことになるのですね。
- Higurashi777
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>詰みになっても負けを認めなければ、王将を取って勝敗が決着する >王手を回避しないまま別の手を打ってしまった場合(=いわゆる「王手放置」) >実際に「王将を取る」という行為は行わず、王手放置が成立した時点で放置したほうが負けとなります。 >2つは矛盾する違った事を言ってることになりませんか? 王手放置が成立した時点で、放置された方の王将は「いつでも取れる状態」=「詰み」の状態になります。 プロの対局では一般的には王手放置を意図的に行う、ということはありません(=八百長になる)。なので、王手放置が成立するということは「王手に気づかず、うっかり見過ごしてしまった」ということですので、「詰みになっても負けを認めていない」訳ではないですよね。 なので矛盾はしていないと思いますが・・・ 以上、ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。 王将が「いつでも取れる状態」を放置した後の進行が、どうなるかという話なのですが、 話に矛盾がないと考えるには、 「その時点で反則が成立しているが、負けを認めない、あるいはそれに気づかない場合ば勝敗は決着せず、王将を取って勝敗が決着する。 反則を認めれば、王将を取ることなく反則負けで勝敗が決着する。」 こうであれば、矛盾はありません。 反則であっても、負けを認めなければ決着しないというのが受入れにくいです。 でも、教えていただいた日本将棋連盟の説明で以下のような記述を見つけました。 「反則によって決着がつく場合もあります。反則を行なった側は、ただちに投了しなければなりません。」 これは反則でも投了(負けを認める)をしなければ決着がつかない、という事を言っているようにも思えます。どうなのか、よく分からない記述です。
- Higurashi777
- ベストアンサー率63% (6252/9814)
日本将棋連盟のwebには「相手の王将を取った方が勝ち」と明記されています。ルール上王様を取るのが不可能、ということはありません。 参考 https://www.shogi.or.jp/knowledge/shogi/04.html ただ、実際に王将を取るところまでは指さず、「相手が何を指しても次に王将が取られることが避けられない状態(=詰み)」となった時点で「詰ませた方が勝ち」となり勝敗が決着します。 詰みになっても負けを認めなければ、王将を取って勝敗が決着する、ということになります。 その他の勝敗の決着方法としては ・ルール違反(二歩、打ち歩詰め、2度続けて指す、等) ・相手の王手に気づかず、王手を回避しないまま別の手を打ってしまった場合(=いわゆる「王手放置」。プロ将棋でもごく希にあります) →この場合も実際に「王将を取る」という行為は行わず、王手放置が成立した時点で放置したほうが負けとなります。 ・時間切れ(プロの対局の場合) 等があります。 以上、ご参考まで。
お礼
補足
1つ気になったのですが、 >詰みになっても負けを認めなければ、王将を取って勝敗が決着する >王手を回避しないまま別の手を打ってしまった場合(=いわゆる「王手放置」) >実際に「王将を取る」という行為は行わず、王手放置が成立した時点で放置したほうが負けとなります。 2つは矛盾する違った事を言ってることになりませんか?
お礼