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航空機の「ブラックボックス」って変ではないですか
ニュースで頻繁にJALのブラックボックスはまだ見つかっていない、というような報道がありますね。 「ブラックボックス」って変ではないですか、これは航空機の操縦記録とか交信記録とか、明確に「これとこれを記録する」という目的を持ったレコーダーなわけでしょう。じゃあ何が行われているか外から分からないってことを意味する「ブラックボックス」ではないと思うです。 せめてフライトレコーダーとか呼べばいいのに。 それとも、実際に黒く塗装された箱だからブラックボックスと呼んでいるのでしょうか。
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>「ブラックボックス」って変ではないですか wikipediaの「ブラックボックス(航空)」の項目に、以下のように書いてあります。 --ここから ブラックボックスとは内容物が隠蔽ないしは封印されていること、内部構造を知る必要はないことの比喩的形容であり、形状は円筒形や球形の物もあるほか、事故後に発見・回収しやすいよう、赤色やオレンジ色に塗装されているなど、実際には「黒い箱」ではない。 --ここまで >せめてフライトレコーダーとか呼べばいいのに。 「フライトレコーダー」とは呼ぶのは間違いです。 航空機の挙動などのデータを記録する装置は「フライトレコーダー」ではなく「フライトデータレコーダー(FDR)」と呼びます。FDRはコックピット内の音声を記録しません。 コックピット内の音声を記録する装置は「コックピットボイスレコーダー(CVR)」と呼びます。CVRは操縦室の音声や室内の音、管制との交信内容などを記録します。 FDRとCVRの両方を合わせて、俗に「ブラックボックス」と呼びます。FDRとCVRを1つにした「コックピットボイスフライトレコーダー(CVFDR)と言う物もあります。 >それとも、実際に黒く塗装された箱だからブラックボックスと呼んでいるのでしょうか。 通常、事故時に発見し易いように、赤やオレンジで塗装されています。
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- emsuja
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Wikipedia によれば ブラックボックス https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 ----- 以下引用 ----- ブラックボックス (Black box) とは、内部の動作原理や構造を理解していなくても、外部から見た機能や使い方のみを知っていれば十分に得られる結果を利用する事のできる装置や機構の概念。転じて、内部機構を見ることができないよう密閉された機械装置を指してこう呼ぶ。 ----- 引用ここまで ----- 従って「フライトレコーダー」「ボイスレコーダー」はそれを使用するものはその記録内容・操作方法・動作原理などを知る必要がなく、トラブルが起きたときにその解析をする担当者だけがその内部構造・解析方法を知っていればいいので「ブラックボックス」と呼ばれています。 尚 その装置の色ですが、必要な時に発見しやすいように赤色に着色されていることが多いみたいです。 ちなみに、以前のダイヤル式の電話機などはチョット電気の知識がある人が見れば動作原理が判ったのですが、今のスマートホンは電気に詳しい人が見ても部品の一つ一つの機能までは何とか分かってもそれらの詳細な動作原理までは判らないのでブラックボックスですね。
- tkkz55okwv
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> 何が行われているか外から分からないってことを意味する「ブラックボックス」 航空機搭載のブラックボックスは、そっちの意味じゃありません。 最初期に、計器類に影響を与えないよう、 「非反射性の黒い箱」にレコーダーが収められていたことから、 通称でブラックボックスとされ、 その通称がずっと続いているだけです。 そもそも、比較的早い段階で、赤やオレンジなどの見つけやすい色になっているから、そういった意味でも、単なる通称です。 ですから、「変」というのはそうですし、 わかりづらいじゃん、っていえばそのとおりなのですが、 もう世界中で定着してしまっていますから、 もうこの通称でいいでしょってところでしょう。
お礼