猫の殺処分のデータ

質問

猫の殺処分の実態、データが欲しいのですが、
どこで得られるのでしょうか？
お願いします。

回答No.2

irie03

おそらく「保健所での安楽死」に関する情報が欲しいのだと推測してお答えします。

各自治体の動物保護センターや保険局に問い合わせてみてください。前に東京都の動物保護センターへ見学に言ったときに資料をいただきました。

以下東京都の場合でお答えします。(各自治体によって運営方針や処分数のデータが違いますので参考までに)

15年度の動物の殺処分数は仔猫がズバ抜けて多いです。六万件(だったかな？)の殆どといって良いほどの数が仔猫で占められてます。
これは、野良猫が人の家で仔猫を産んだのを住人がセンターに引き取ってもらうからだそうです。
(うろおぼえなので括弧とじ：仔猫の場合は、その場所で自立して生活していないので野良とはみなされず「飼い主不明」として処理されます。確か)
仔犬、仔猫の場合は引き取っても育てるのに手間もコストもかかり、「税金を余計にかけられない」ので貰い手が無ければ三日くらいで処分されます。
処分方法は「二酸化炭素による窒息」で、一番コストがかからず安全かつ苦しまずに処分できる方法だそうです。
高濃度の二酸化炭素ガスを吸い込むと、気持ち良く意識が飛びます。実際にドライアイス満載のクーラーボックスに頭突っ込んで危なくなった人間が言ってるのでホントの話です→(*´д｀)ノ
よく、「ガスを入れたときに暴れて抵抗する」というハナシも聞くかとは思いますが、個人的にはガスが苦しいものではなく、雰囲気で察する「危機感」で暴れまわり抵抗するのではないかとも考えています。
最後に焼却処分です。理論的には十分致死するまでの時間ガス室に入れてるそうですが、それでも生き残ってしまった場合は生きたまま焼却炉に入れてしまうという話も聞いたことはあります。

私が知っている情報はだいたいこんなもんです。
よく、保健所の人が悪者みたいに取り上げられる記事や情報を見かけることがあるかもしれません。中には本当に酷い所もあるのかもしれません。ただ、保健所の方も処分数が少なくなることを願っている人もいますので、実状をしっかり見据え、根本的な問題は何所なのかを考えていただけると幸いです。

以上。非常に長くなりましたが参考になりますでしょうか。