- 締切済み
将棋の藤井聡太氏は本当に天才・偉業なのでしょうか?
七冠達成でニュースになっていますが、私にはいまいち 関心が持てません。 というのも、将棋は競技人口が少ないからです。 将棋を行っているのはアジア人くらい。 その中でも最も多いのが日本人。 つまりほぼ日本というニッチな世界で1番になったという印象です。 これが仮に世界競技人口約8億人のチェスなら真の世界の頂点と 誰もが認めるところでしょう。 彼がチェスの世界に身を投じていても、本当に現在の地位と同等の 所まで登りつめる事が出来たのでしょうか。 世界は広いです。上には上がいる。 将棋の世界は「井の中の蛙」ではないでしょうか。 以上の理由から私には七冠達成の凄さが分かりません。 皆さんのご意見をお聞かせください。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 濡れ猫のミコ(@nurenekonomiko)
- ベストアンサー率20% (207/995)
a) 将棋は駒に漢字が書かれているため、漢字を知らない人たちには遊びづらいゲームです。競技人口が少ないのは、そのためです。 b) 藤井七冠が、今からチェスを始めても、世界のトップレベルになるのは、なかなか難しいでしょう。他方、世界のチェスプレイヤーが、将棋をやっても、日本の棋士に勝てるようになるのは難しいでしょう。将棋とチェスの特性が、微妙に異なるからです。 c) という訳で、将棋とチェスを単純に比較するのは危険でしょう。チェスのほうが、言語に依存せず、ルールも整備されているので、競技人口で優っているのは事実です。 d) 藤井七冠の読みの深さは、今までの将棋棋士にいなかったレベルであり、評価されるのは当然でしょう。しかし、勝負は読みの深さだけで決まるものではないので、読みが深ければ、チェスでも勝てるとは言い切れないでしょう。 e) 競技人口の少ない将棋ですが、そこで活躍している藤井七冠が評価されても善いと思います。ただ、チェス世界の人たちが、それに関心を持たないのも自由でしょう。 f) チェスは、戦争ゲームのスタンダードであり、将棋の特性は、詰め将棋にあるというのが、私の理解です。チェスでは、詰め将棋の力のウェイトが大きくありませんが、将棋では、詰め将棋の力で勝負が決まるとも言えます。だから、詰め将棋に秀でた藤井七冠が強くなったのです。でも、チェスで勝つには、それだけでは駄目です。ドローで逃げたり、老獪な駆け引きが必要だからです。ということで、将棋は、詰め将棋を極めるゲームと考えて、競技人口が少ないとしても、評価して善いと思います。
- nihonsumire
- ベストアンサー率26% (845/3162)
囲碁ほどは、世界的ではないですね。あなたの言う通り、ニッチな世界かもしれません。ご存じのように、将棋アマチュアの5段くらいの(県代表クラス)で奨励会に6級位で入ります。それから5級‥初段‥3段、そして4段になってプロになるわけです。A級というクラスになるまでに最短で5年かかるわけです。狭き門ですよね。プロになるだけでも大変なんですよね。 藤井さんは、現在勝率8割以上です。5勝1敗のペースですよね。将棋の手を読んでいくことを、羽生善治さんは音楽のメロディのようだと言いましたが、藤井さんはコンピューターと一緒で棋譜(7六歩、4二銀)のように読むんだそうです。AIが何億手読んで初めて藤井さんの指した手を正解としたそうです。AIを超えてると評判になったですよね。 私も少しばかり将棋を指しますが、将棋の常識が藤井さんによって覆されてるのは事実です。新しい発見を見せてくれることは、興味が尽きないが、空恐ろしい気もします。
- pm25dxj
- ベストアンサー率25% (108/430)
将棋が井の中の蛙なら 日本で人気の野球もクリケットに比べたら世界的には競技人口は少ないです。 世界的に競技人口の少ないスポーツなんて世界にはいくらでもあります。 井の中の蛙というのは 狭い世界で天下を取ったと言って他人を見下している人を差して言う言葉で すが 競技人口の少ない全ての競技のチャンピオンを井の中の蛙と言っていますか? それとも将棋だけを特定して井の中の蛙と言っていますか? 人気があるから、やっている人が多いから上! やっている人が少ないから下! というのは 毎年流行を追いかけてその時の流行の格好をして喜んでいる人達が多いから上! 流行に流されず自分に有ったファッションを楽しんでいる人達は人数が少ないから下! と言っているのと同じです。 やっている人の人数なんて何の意味もないし それはそれで勝手にやれば? 個人々で自分が好きな事をやれば良いだけだと思います。 という事で将棋もあの人も井の中の蛙とは全然思いません。 他人を見下して喜んでいるネズミは井の中の蛙とか以前に意識内に入れるだけ無駄なので相手にしないし、視界に入ったとしても完全に存在を無視して終わりです。 せいぜい、勝手に1人で踊ってろ! と吐き捨ててそれで終わりです!
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8752/19860)
>というのも、将棋は競技人口が少ないからです。 将棋の競技人口がチェスに比べて少ないのは「何十倍も難しいゲーム」だからです。 大抵の人は、実力が付く前に「無理だ。自分には難し過ぎる」と、諦めて競技するのを止めます。 >これが仮に世界競技人口約8億人のチェスなら 競技人口が8億も居るのは「覚えやすく、簡単だから」です。凡人でもある程度は強くなれます。 また、欧米人に将棋の競技者が少ないのは「駒に書かれている漢字に苦手意識があるから」です。 他の回答にある通り、将棋には「成り」と「相手から奪った手駒を打つ」という、チェスにはないルールがあり、これも「欧米人の苦手意識」に繋がっています。 日本が敗戦した時、占領軍司令官マッカーサーは、捕虜を自分の陣で働かせる将棋は野蛮であると禁止しようとしました。この事から判る通り「欧米人には向かないゲーム」なのです。 「多くの凡人、多くの普通の人が競技している、易しいルールのゲームのトップ」と「ごく一部の秀才や天才たちが競技している、とても難しいルールのゲームのトップ」の、どちらが凄いのかは、当方には判りません。 が、単純に「競技人口が多い方が優れている」とするには、違和感があります。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11118/34612)
チェスと将棋は似ているけれどもかなりルールが違います。まずよくいわれるように、将棋は駒が相手の陣地に入ると「成り」ができます。そして相手の駒をとると、そのとった駒を自分の手番で使うことができます。 チェスはそれに対して成りもないしとったポーンを再利用することもできません。そしてチェスは将棋では原則として存在しない「引き分け」がよくあります。実はレベルが高くなればなるほどあまり勝ち負けにならないのです。ですからチェスの場合は「引き分けに持ち込むテクニック」というのも求められます。 元は同じフットボールであるラグビー選手とサッカー選手を比較して、競技人口が少ないラグビーのオールブラックスの選手がサッカー選手として通用するのか?と問いかけるようなものです。 ラグビーの選手がサッカー選手として通用しないからといって、ラグビーは競技としてサッカーに劣るというわけでもないでしょう。 日本では将棋が一番普及していてプロがあってお金を稼ぐこともできますから、そっち方面に才能がある人は将棋の棋士になるでしょう。 羽生善治永世七冠はチェスでもFIDEマスターというレベルにあるそうですから、子供の頃からチェス一筋でやってたらチェスでも世界レベルの人になったかもしれません。 スポーツでいうと、日本でプロスポーツ選手で一番稼げるのは野球なので、スポーツで一番才能がある人は野球をやります。Jリーガーよりサッカーが上手なプロ野球選手っているそうですよ。プロ野球だとソフトバンクの柳田選手や巨人の坂本選手は年俸6億円になりますが、JリーガーだとFC東京の長友選手が一番高くて、1億5000万円だそうです。サッカー選手にも野球選手にもなれるんだったら、野球をやったほうがいいですね。 それと同じように、日本人でゲームに滅法強い子がいたら、将棋をやるのが一番プロになったときに夢があると思います。 ちなみに藤井七冠が五冠を達成したときの予想年俸が1億2200万円だそうですから、今はもっと稼げてることになりますね。 囲碁ですと井山三冠が1億円と飛び抜けていますが、芝野二冠が6766万円と次いで、3位以下となると3000万円レベルなので(3000万円でも十分高額ですが)将棋のほうが稼げそうなのは間違いありません。 麻雀だとトップクラスで2000~4000万円くらい、日本人プロゲーマーで一番有名だと思われるときどさんが2000万円くらいではないかといわれているそうです。 で、気になるチェスプレイヤーですが、公式の賞金ランキングですと、2017年のデータで1位のマグヌス・カールセン氏が7840万円。2位のヴィシュワナータン・アナンド氏が5040万円、3位のレボン・アロニアン氏が4144万円だそうです。 「意外に少ねえなあ」というのが率直な感想です。 そして「藤井七冠は偉大なのか」については、チェスのように引き分けでごまかす(といったらチェスプレイヤーに失礼ですが)ことができない競技で、8つもタイトルがあってどれも勝ちにいってうち7つのタイトルをとるくらい勝ち続けるというのは、それは将棋だろうとどんな競技だろうと偉大なことだと思いますよ。