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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:等温変化で圧力が減る意味がわかりません。)

等温変化で圧力が減る意味がわかりません

N5200model05の回答

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回答No.6

気体の分子運動論に基づいた説明をしてみます。 温度とは何かというと、すなわち分子の平均速度です(と思って下さい)。温度が同じということは、平均速度が同じと言うことです。 で、等温変化というのは、シリンダーが動くことで気体分子が失ったエネルギーを、気体の平均速度が落ちないよう、外部からエネルギー(熱)を補充しながら体積を変化させるということ。ここで大事なのは、エネルギーは与えるけど平均速度が変わらないように、つまり与えすぎないように調整されているということです。 さて、それでめでたく体積が2倍になったとしましょう。シリンダーであれば、長さが2倍になるわけですね。ですが、気体の分子の数は変わらず、平均速度も変わりません。であれば、シリンダー方向の往復にかかる時間は倍になるので、分子が衝突する回数は半分になります。で、圧力とは衝突による運動量変化ですから、速度が変わらず、回数が半分なら圧力は半分ということになります。 一般化すると、気体の平均速度(温度)が変わらなければ、圧力は衝突の回数、すなわち密度に比例することになります。密度は体積に反比例します。ですから、圧力は体積に反比例します。 想像ですが、エネルギー(熱)を外部から与えているけど、分子の平均速度が変わらない「ように」エネルギーが与えられている(加減されている)というところが盲点なんじゃないでしょうか。つまり、失った分しかエネルギーは補充されないというのがミソです。

okwavewatashi
質問者

お礼

やっと理解できました。 とてもわかりやすいです。 温度と圧力を同じようにで考えてたのでこんがらがっていましたが、 速度で考えて、あとは体積が増えれば衝突する回数も減るという説明で納得できました。 ありがとうございました。 他の皆さんの回答も全部読んで感覚がつかめました。皆さんありがとうございました。

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