緩衝液の作用と限界について解説します
- 緩衝液は、少量の酸や塩基を加えてもpHが変わらない特性を持ちます。
- 具体的な「少量」とはどのくらいの量までpHが変わらないのかについては、緩衝液の濃度や成分によって異なります。
- また、緩衝液を希釈してもその特性は維持されますが、希釈の限界には成分の濃度や希釈倍率によって制約があります。
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緩衝液についての質問です
緩衝液は少量の酸や塩基を加えることや、蒸留水で何倍かに希釈してもphは変わらないと思うのですが、「少量」とは具体的にどのくらいの量までphが変わらないのか、また「何倍」とはどのくらいまで希釈してもphが変わらないのかを知りたいです。 分かる方ご教授お願いいたします!
- okwave5678
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- hiro_1116
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変わらないのではなく、変わりにくい(変化が小さい)だけです。 従って、どの位の変化を無視できるか(変化しないと見なせるか)によって、答えは変わりますね。 緩衝液を勉強されている(いた)のでしたら、その仕組みとともに、計算の仕方を習ったと思いますので、希釈したり、他の塩を食えたりしたときの平衡を研鑽してみると良いでしょう。
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