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小論文の添削をお願いします(大学後期試験)
看護科を受験する予定です。 【問】 日本の人口動態を表す図を見て、読み取れることと今後の問題点・課題について意見を500字で述べよ。 (図は載せることが私には出来なかったので省略させていただきます。図がないのに質問してしまいすみません💦内容もですが、書き方なども一緒にご指摘よろしくお願いします。) ︎︎ ︎︎ 1990年を境に、生産年齢人口割合は年々減少し、高齢化率が増加しており、合計特殊出生率は横ばいで、上がる見込みはない。このことから、今後日本は高齢化がますます進み、総人口が減少していく少子高齢化が進んでいることが読み取れる。問題点としては、高齢者介護の人手不足と人口減少による経済の衰退が挙げられる。 高齢者介護者の人手不足は現在も深刻出ある。人手不足により介護職は肉体的にも精神的にも一層大変な仕事となっている。自分で親を介護する場合も、共働きの増加や平均寿命の伸びによる介護期間の増加が大きな負担となっている。介護する側のストレスは介護される側に悪い形ではね返ってくる恐れもある。老老介護の問題も出てくるだろう。よって、社会全体で介護を負担し、高齢者と介護する人の両者を支える仕組みを整えることが課題である。 合計特殊出生率の減少は、女性の社会進出の法整備だけが進み、育児に関する法整備がまだまだであることによる晩婚化や未婚率の増加が原因のひとつと考えられる。そのため、保育所の増加や、産休、育休制度の充実など育児と仕事を両立をしやすい環境とシステムを作ることが課題となる。(489字)
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- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 別便では全文を一括して添削しましたので、ここでは、個々の文について考えてみます。 >1990年を境に、生産年齢人口割合は年々減少し、高齢化率が増加しており、合計特殊出生率は横ばいで、上がる見込みはない。*「見込みはない」がやや断定的に感じます。 ⇒1990年を境に、生産年齢人口割合は年々減少し、高齢化率が増加しており、合計特殊出生率は横ばいで、上がる気配がなさそうに見える。 >このことから、今後日本は高齢化がますます進み、総人口が減少していく少子高齢化が進んでいることが読み取れる。*「こと」の多用を避け、後者を「状況」とする。 ⇒このことから、今後日本は高齢化がますます進み、総人口が減少していく少子高齢化が進んでいる状況が読み取れる。 >問題点としては、高齢者介護の人手不足と人口減少による経済の衰退が挙げられる。高齢者介護者の人手不足は現在も深刻出ある。*「現在も」の前に「すでに」を補うとよい。 ⇒問題点としては、高齢者介護の人手不足と人口減少による経済の衰退が挙げられる。高齢者介護者の人手不足はすでに現在でも深刻である。 >人手不足により介護職は肉体的にも精神的にも一層大変な仕事となっている。*「大変な仕事となって」を「過酷な労働との観を帯びて」と変えてもよい。 ⇒人手不足により介護職は肉体的にも精神的にも一層過酷な労働との観を帯びている。 >自分で親を介護する場合も、共働きの増加や平均寿命の伸びによる介護期間の増加が大きな負担となっている。*「増加」より「長さ」または「長期化」がよい。 ⇒自分で親を介護する場合も、共働きの増加や平均寿命の伸びによる介護期間の長さが大きな負担となっている。 >介護する側のストレスは介護される側に悪い形ではね返ってくる恐れもある。老老介護の問題も出てくるだろう。*「老老介護」のあとに「特有」を補うとよい。 ⇒介護する側のストレスは介護される側に悪い形ではね返ってくる恐れもある。老々介護特有の問題も出てくるだろう。 >よって、社会全体で介護を負担し、高齢者と介護する人の両者を支える仕組みを整えることが課題である。*「よって」より「ゆえに」の方がいいかもしれません。 ⇒ゆえに、社会全体で介護を負担し、高齢者と介護する人の両者を支える仕組みを整えることが課題である。 >合計特殊出生率の減少は、女性の社会進出の法整備だけが進み、育児に関する法整備がまだまだであることによる晩婚化や未婚率の増加が原因のひとつと考えられる。*「まだまだである」を「なおざりにされている」と変えるのはいかがでしょう。 ⇒合計特殊出生率の減少は、女性の社会進出の法整備だけが進み、育児に関する法整備がなおざりにされていることによる晩婚化や未婚率の増加が原因のひとつと考えられる。 >そのため、保育所の増加や、産休、育休制度の充実など育児と仕事を両立をしやすい環境とシステムを作ることが課題となる。*「そのため、増加、作る、課題となる」などを、(各一部)変更することをお勧めします。 ⇒そのために、保育所の加増や、産休・育休制度の充実など育児と仕事を両立をしやすい環境・システムを整えることが緊急の課題となる。 まとめ(1):添削文を続けて書きます。 1990年を境に、生産年齢人口割合は年々減少し、高齢化率が増加しており、合計特殊出生率は横ばいで、上がる気配がなさそうに見える。このことから、今後日本は高齢化がますます進み、総人口が減少していく少子高齢化が進んでいる状況が読み取れる。問題点としては、高齢者介護の人手不足と人口減少による経済の衰退が挙げられる。高齢者介護者の人手不足はすでに現在でも深刻である。人手不足により介護職は肉体的にも精神的にも一層過酷な労働との観を帯びている。自分で親を介護する場合も、共働きの増加や平均寿命の伸びによる介護期間の長さが大きな負担となっている。介護する側のストレスは介護される側に悪い形ではね返ってくる恐れもある。老々介護特有の問題も出てくるだろう。ゆえに、社会全体で介護を負担し、高齢者と介護する人の両者を支える仕組みを整えることが課題である。合計特殊出生率の減少は、女性の社会進出の法整備だけが進み、育児に関する法整備がなおざりにされていることによる晩婚化や未婚率の増加が原因のひとつと考えられる。そのために、保育所の加増や、産休・育休制度の充実など育児と仕事を両立をしやすい環境・システムを整えることが緊急の課題となる。(509字) まとめ(2):まとめ(1)から9字分を削ります。 1990年を境に、生産年齢人口の割合は年々減少し、高齢化率が増加しており、合計特殊出生率は横ばいで、上がる気配がなさそうに見える。このことから、今後日本は高齢化がますます進み、総人口が減少していく少子高齢化が進んでいる状況が読み取れる。問題点としては、高齢者介護の人手不足と人口減少による経済の衰退が挙げられる。高齢者介護者の人手不足はすでに現在でも深刻である。人手不足により介護職は肉体的にも精神的にも一層過酷な労働との観を帯びている。自分で親を介護する場合も、共働きの増加や平均寿命の伸びによる介護期間の長さが大きな負担となっている。介護する側のストレスは介護される側に悪い形ではね返ってくる恐れもある。老々介護特有の問題も出てくるだろう。ゆえに、社会全体で介護を負担し、高齢者と介護する人の両者を支える仕組みを整えることが課題である。また、女性の社会進出の法整備だけが進み、育児に関する法整備がなおざりにされていることによる晩婚化や未婚率の増加が出生率減少の一因と考えられる。そのために、保育所の加増や、産休・育休制度の充実など育児と仕事を両立をしやすい環境・システムの整備が緊急の課題となる。(500字)