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ジェットエンジンの「圧縮機」の役割とは?
- ジェットエンジンの「圧縮機」は、空気を圧縮することによって酸素の濃度を高め、燃料の効率的な燃焼をサポートします。
- レシプロエンジンと同様に、ジェットエンジンでも燃焼に十分な酸素量が必要です。圧縮機は空気を圧縮し、それによって酸素濃度を高める役割を果たします。
- ジェットエンジンの圧縮機は、燃料と酸素の適切なバランスを保つために欠かせません。燃料を燃焼室に送り込むだけではなく、酸素の供給も重要な要素です。圧縮機はこの役割を担っており、効率的な燃焼を可能にします。
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いいえ基本的にはエンジンの出力や効率を上げる為が主目的です。 圧縮したからと言って酸素の濃度が上がる訳ではないですよ もちろん高空の薄い空気を使いますから単位時間あたりの酸素量が少なく充分な馬力が出せないから圧縮するというのはあります。 (昔のレシプロ機でも高空用にスーパージャージャー積んでました) またジェット燃料の発火温度を維持するためというのもあります。 さて圧縮機が無いとエンジンの効率が非常に低くなってしまいます (理論的には効率が0なのでエンジンとして動作しません) https://www.youtube.com/watch?v=i8Ecog7PLuQ&t=273s ですから、ジェットエンジンに圧縮機は必須なんです。 圧縮機のないラムジェットというエンジンもありますが あれは前進により吸い込む空気を圧縮する仕組みになっていて 静止時などにはエンジンとして動作させることが出来ません。
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- hiro_1116
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専門家ではありませんので、想像の範囲でお答えします。 1.酸素分圧を上げ、燃焼に有利にする。 2.ガス温度を上げ(断熱圧縮なので温度が上がるはず)燃焼に有利にする。 3.燃焼による温度上昇で膨張、後方へ噴出するガス量を増やす といった効果があるように思います。
お礼
圧縮についてはいろいろ目的があるのですね。圧縮といってもかなりの割合で体積が小さくなるらしいし、また温度もかなり上昇しそうです。複雑です。もっとも当方まだ一度もそのジェットエンジンの現物はみたことないです。ご回答ありがとうございました。
- hahaha8635
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酸素濃度は上がりません 比率なので 普通のエンジンの圧縮と同じ工程です http://turbo.mech.iwate-u.ac.jp/Fel/turbomachines/propul/aeroengine.htm
お礼
圧縮しても酸素の比率は同じ、なるほどそうですね。ジェットエンジンもレシプロエンジンと同じ「内燃機関」と呼ばれているんですか。最後に圧縮してはじめて「燃焼」ならぬ「爆発」が起きる。確かに圧縮しなければ「爆発」は起きないでしょう。圧縮無しならただ単に燃えるだけでしょうから飛行機が飛べるくらいのエネルギーは得られない。ご回答ありがとうございました。
お礼
空気中の酸素の割合は確かに圧縮しても変わらない、つまり濃度は変わらない、もっともです。理解できました。圧縮機の役割はつまりエンジンの出力を上げるためと単純に理解すればいいんですね。出力を上げるためにはより大量の空気が必要ということ。ご回答ありがとうございました。