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蒸留 温度計の位置
蒸留を行う際、温度計は枝付きフラスコの付け根の高さに合わせます。それは冷却器に向かう蒸気の温度を測るためとありますが、なぜ蒸気の温度を測らなければならないのかがわかりません。液体が100℃だったら、蒸気も100℃になるのではないのですか?
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- hiro_1116
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No.2です。補足を拝見しました。 >枝付きフラスコの枝のところで80℃になっていたら、蒸気に水蒸気は混ざっていないということですか? 水の水蒸気圧は80℃ゼロではありませんので、所定の水蒸気が含まれますね。 単蒸留で水とエタノールの混合物からエタノール100%の留分を得ることができないのはご存じですよね?これは、どの位置で温度管理をするかという話とは関係ありませんが。 ところで、水とエタノールの混合物(液体)を100℃で沸騰させる例を示されていますが、加圧下での蒸留を想定されているのでしょうか? 当初のご質問から外れてしまうので、どうでも良いことですが。
- hiro_1116
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>どうしてその下がった温度を測らないといけないのですか? 例えば液体が85℃でも、冷却器への分岐点の温度が50℃まで冷えているとしたら、その部分は50℃での気液平衡になっているからです。 補足に書いておられるように「何度 "ぐらい" だったら、何が蒸発していると分かる」というような大雑把な蒸留なら、温度管理は適当でも良いのかもしれません。
- hiro_1116
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冷却器に向かう分岐点までに温度が下がる(可能性がある)からですね。 「液体が100℃だったら、蒸気も100℃になる」が成立するのは、100℃の液体に接する部分の気体(蒸気)だけです。
補足
どうしてその下がった温度を測らないといけないのですか? 例えば水とエタノールの混合物を分離する際、液体の温度を測って78℃くらいになればエタノールが蒸気として出てると分かるし、液体の温度を測っても良いのでは無いかと感じます。
補足
例えば水とエタノールの混合物を分留で分離させる時、液体の温度が100℃で蒸気に水蒸気もエタノールも混ざってでてきた状態でも、枝付きフラスコの枝のところで80℃になっていたら、蒸気に水蒸気は混ざっていないということですか?