レントゲンや歯科用３次元CT

質問

歯医者さんで保険適応の診療の場合は、「レントゲンや歯科用３次元CTなどを撮っていい場合」などが、保険適応の条件で決まっているのでしょうか。
「このケースなら、レントゲンを撮っていい」など。
「保険適応の条件でないケース」で、特別に、レントゲンや３次元CTなどを撮ると、保険適応できないので、高額になることがあるのでしょうか。
逆に、「こういうケースは、保険申請するときに、レントゲン写真を添付しないといけない」とか、決まっているのでしょうか。

歯科医師が必要だと判断した場合は、保険適応でレントゲンは撮ってもいいものでしょうか。
レントゲンをよく撮る歯医者さんもあるようですが、レントゲンをほとんど撮らずに、治療する歯医者さんもあるようです。
インターネット上では、よく見かけますが、実際の一般的な歯科医院の診療でも、「歯の根元に、針のようなもの（リーマ？ファイル？）を刺したまま、レントゲンを撮ったことがある人」もいました。
一般的な保険診療では、かなり珍しいことでしょうか。

健康保険上のルールでは、どうなっているのでしょうか。

回答No.1

blastma · ベストアンサー

通常のエックス線撮影では、よほど無茶苦茶な枚数を撮影しない限り、健康保険では行けます。
（私自身のこだわりで「レントゲン」という言葉は使いませんから、ご理解してください）
逆にエックス線撮影もせずに抜歯や歯周病の治療などを行った場合は問題が起きます。

>「歯の根元に、針のようなもの（リーマ？ファイル？）を刺したまま、レントゲンを撮ったことがある人」もいました。
一般的な保険診療では、かなり珍しいことでしょうか。

これは十分にあり得ます。
常識的な判断では１．術前診査、２．術中診査（これにあたります）３．術後診査の３枚までは一般的な回数です。

歯科用三次元CTについては各方面で問題が起きる可能性があります。
一応撮影の保険適応の条件がありますが、それに合致していたとしても撮影件数があまりにも多いとその歯科医院に調査に入られる可能性があります。
現に裁判沙汰になっているケースもあります。
なので、自費（インプラント）の場合は十分に撮影しますが、単なるう蝕（むし歯）や歯周病で保険適応で撮影することは現状ないと思ってください。

お礼

歯科医院でのエックス線撮影、歯科用三次元CTについて、よくわかりました。
ありがとうございます。

補足

＞逆にエックス線撮影もせずに抜歯や歯周病の治療などを行った場合は問題が起きます。

虫歯の治療です。そういえば、今までは小さな虫歯治療しかしたことがなく、エックス線写真を撮影しないで治療することのほうが多かったです。今回は口全体の断面のエックス線撮影（パントモ）をしただけです。治療する歯のみのエックス線撮影はしていません。今回は、大きな虫歯治療（根の治療）なので、患者によるのかもしれませんが、エックス線撮影をして見せて説明していただけるとありがたいのですが。

>「歯の根元に、針のようなもの（リーマ？ファイル？）を刺したまま、レントゲンを撮ったことがある人」もいました。

これは十分にあり得ます。
常識的な判断では１．術前診査、２．術中診査（これにあたります）３．術後診査の３枚までは一般的な回数です。

「針のようなものを刺したまま、移動して、エックス線撮影をする」のは、「針を噛んでしまってグサッとなったら困る」から怖かったらしいです。ただ、エックス線撮影はしたけど、その画像は見せてもらってないそうです。
患者によるかもしれませんが、どちらかというと、そのぐらいエックス線撮影をして見せてほしいタイプです。

＞歯科用三次元CTについては各方面で問題が起きる可能性があります。
なので、自費（インプラント）の場合は十分に撮影しますが、単なるう蝕（むし歯）や歯周病で保険適応で撮影することは現状ないと思ってください。

よく理解できました。ありがとうございます。虫歯治療（根の治療も、単なる普通の虫歯治療に入るのでしょうね）で、歯科用三次元CTを撮影すると問題がおきるのですね。自費でもいいので、撮影してほしいぐらいです。

どうやら「どのようなエックス線撮影をするか」という点から、各歯科医院によって、方針が違うようですね。
患者のほうも、エックス線撮影をして自分でも状態を見たいし説明もしてほしい患者もいるでしょうし、被爆のことなどを考えてあまりエックス線撮影されたくない方もいらっしゃるでしょうね。

インプラントをした方が、「今は、歯科用三次元CTを撮ったら、どこが虫歯かとか、全部、わかる」とおっしゃってたので、歯科用三次元CTに、ものすごく期待していました。インプラント（自費）だから、特別に、撮影されたのですね。
以前、NHKの「きょうの健康」で、「自費診療になるけれども、歯科用三次元CT撮影をしたり、マイクロスコープを使って治療したりする治療方法もある」と、紹介されていたことがありました。
これらの２つの理由で、歯科用三次元CTに、ものすごく期待してしまっていました。

回答No.2

blastma

>針のようなものを刺したまま、移動して、エックス線撮影をする」のは、「針を噛んでしまってグサッとなったら困る」から怖かったらしいです。ただ、エックス線撮影はしたけど、その画像は見せてもらってないそうです。
患者によるかもしれませんが、どちらかというと、そのぐらいエックス線撮影をして見せてほしいタイプです。

多くの場合は移動してから針（リーマーやファイルといいます）を刺すのが多いと思うのですが。。。
画像に関しては原則すべて患者に見せるものと理解しています。

>「今は、歯科用三次元CTを撮ったら、どこが虫歯かとか、全部、わかる」
これは少し過大評価です。
デジタルカメラではピクセルという言葉をご存じと思いますが、CTでボクセルといいます（詳しい説明は省きます）。
このサイズが通常の殺遺影に比べて大きいものですから、当然ながら小さな構造物は空間分解能的に描出できません。
さらに金属が見たい部分の周辺にあるとうまく描出できません。
なので、「全部、わかる」は過大評価です。