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筑波大学の体制について
筑波大学では「学部」が無くて「学群」となっています。要するに大学の講座制をやめたと言うことでしょうが、何か理由・メリットがあるのでしょうか。 一説には前身の東京教育大学での主導権争いの産物だという説もあるようですが、どうなのでしょうか。
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筑波大学を作るに当たって、当時の文部省が「新構想大学」ということを盛んに言っていました。 従来とは異なる構想で大学を作れ、という号令が出たのです。 で、研究組織と教育組織を分離しました。 普通の大学では、学部があって、これが教育と研究の両方を担っていたのをやめたわけです。 やめたので、学部という名称は使えません。 そこで教育組織を学群、研究組織を学系と名付けたのです。 学群に所属する教員と学系に所属する教員は重なりません。 一つの学群に複数の学系に属する教員が配置されます。 一つの学系に所属する教員が、様々な学群で教育を行います。 分野横断・学際的教育という意味では、うまくはまれば素晴らしいが、はまらなければつまらない、というところかな。
お礼
教育と研究を分離する有意義な意味があるのでしょうか。かなり疑問です。 わかりやすいご回答ありがとうございました。