回生抵抗

質問

回生抵抗は「コンデンサ」と「抵抗」によって回生エネルギーを消費させて回生ブレーキトルクを得ているとのことですが、なぜコンデンサーが必要なのでしょうか？
大きな慣性の場合は外部抵抗器をつけたりしてますが、外部抵抗器にもコンデンサーが内蔵されているのでしょうか？

回答No.2

lumiheart · ベストアンサー

本件は産業用インバータの事ですよね？
コンデンサは回生電力を消費するために憑いてるんでなくて
ＡＣ電流を整流した脈流を平滑する為に有るんです
http://energychord.com/children/energy/pe/inv/contents/inv_conv_intro.html
ただ、結果的にコンデサででも回生電力を吸収可能と言うダケです
それでも、ゆっくり減速程度なら必要充分な性能が有る

廉価版インバータではコンデンサのみで回生電力吸収量が少ないので急減速に耐えれない
つまり、急減速させる為にはオプションの増設回生抵抗が必須なんです
https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/inv/items/fr_e/index.html
http://www.e-mechatronics.com/product/inverter/ga500/index.html

お礼

よくわかりました！ありがとうございます！

回答No.3

ponpoko_tenuki

回生制動は、駆動周波数よりも低い周波数の電圧を励磁電圧として電動機に印加します。
励磁電源を作るための直流電源としてコンデンサが必要です。

コンデンサは無くても回生制動はできますが、制御回路は相当複雑になります。

お礼

ありがとうございました！

回答No.1

ohkawa3

回生電力を消費するのは、コンデンサではなく、抵抗器だけです。

コンデンサは、回生電力をごく短時間蓄える役割があり、回生電力を消費する抵抗器に加わる電圧を平準化する役割があります。コンデンサを設けないと、回生電力が瞬間的に大きい状態において、直流母線の電圧が過電圧となって、インバータが壊れる可能性が発生します。過電圧を避けるように制御することも可能ですが、その瞬間に制動する力が低下することになります。
コンデンサを設けるのは、回生エネルギーよって生じる過電圧を平準化して、回生抵抗器の作用をできるだけ大きくするためとご理解頂ければよさそうに思います。

お礼

わかりやすいご説明ありがとうございました！