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私立大学文系入試問題について
- 私立大学文系入試問題に関する質問です。記述式問題とマークセンス式問題、どちらが受験生の負担になるのかを知りたいです。
- 成蹊大学はオールマークセンス、成城大学はオール記述、明学大学は記述とマークセンスの組み合わせです。私はこれらの大学の赤本を解いた経験がありますが、成蹊大学のオールマークセンスが一番難しかったです。
- 皆様のご意見をお聞きしたいです。私立大学の文系入試問題についてどう思われますか?
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そのふたつに分けているということは、記述式と論述式を分けていないということですよね。 出題のネックのひとつに、受験生の数と採点期間のバランスがあって、これを考慮して考えるといいですよ。 原則としては、マーク式などの選択式よりも記述式のほうが受験生にとっては易しいです。こと入試では、採点での不公平は最小限に抑えたいですよね。記述式では出題者・採点者の予想外の解答を書けるわけですが、これを出来る限り防ごうと、出題慣れした問題や答えの幅を狭めた出題になります。受験生が予想しやすく解きやすいんです。 マーク式や選択式の問題は、選択肢自体で解答の幅を狭めることができるため、出題の自由度は記述式よりも高くできます。 これ、言い換えると出題者が不慣れでもマーク式や選択式の問題を作れるということでもあり、難度の低い大学でマーク式が多い理由でもあります。 受験生が極端に多い、かつ、採点体制が整えられない大学のマーク式、選択式と、ご質問に挙がった大学では少し異なるかと。 ただ、論述式は採点の効率性を度外視してほしい学生を取りたいという思いから行われいます。多くの国立大の二次試験に多い形式で、解答欄のない紙に解答を書いていくことになります。 解答のバリエーションが広く、受験生にとって最も難度の高いものになります。
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- double_triode
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No.2の追記。 >赤本を全て解いてみた そのたぐいの問題集や予備校の速報などには,「模範解答」が書かれています。 このとき, ・トップレベルの入試では,模範解答でも満点はとれないことがある。 ・解答の要点が3つあったとして,1つでも書けていれば8割くらいの点がつくことがある。 ・受験生に点を取らせようと意図した易しい問題なら,合格者はほぼ全員が模範解答くらいは書ける。逆にいえば,それさえ書けないと合格は難しい。 つまり,模範解答と自分の解答をくらべて自己採点しても,何点とれるかわからないのですね。
お礼
またまたご解答いただきありがとうございました。「模範解答と自分の解答をくらべて自己採点しても,何点とれるかわからない」、そうですね。それが当然なのかもしれませんね。特に、「赤本」には、配点が書かれていませんし…。ちなみに、わたしは、運よく第一志望校(大した学校じゃありません)に無事合格することが出来たのですが、最後の模試(代ゼミ)では、私立文系3教科で偏差値50くらいしかありませんでした。ですが、全く気にしませんでした。赤本で、十分な手ごたえを掴んでいましたから。
- double_triode
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「マークセンス式」というのは,5個とかの選択肢から正解を1つ選んで,解答用紙の □ を ■ のように塗る形式でしょう。これは正解があります。出題ミスで,「正解がない」とか,「当たらずとも遠からず」の選択肢がいつくもなければ(笑)。 記述式は,どのような点がつくか,受験生にはわかりません。いいかえれば,少しでも点をやろう(そうでもしないと平均点がひどく低くなる)という採点方法と,厳しく評価しないと差がつかないという採点方法があります。おなじ試験問題でも,倍率が高いA学部と低いB学部の採点基準がちがうこともありえます。知らなかったでしょ。こういうことを知っていると,記述式は怖くて書けませんよ(笑)。
お礼
ご解答ありがとうございました。…これは、わたしが受験生だった頃のお話になるのですが、成城大学を受験したとき、「日本史」の問題で、正解は4字で「強制連行」と書かなければならなかった問題に、わたし、「強制移民」と書いてしまったことがあります。結局、合格したのですが、多分、点は貰えてなかったでしょうね(笑)。
お礼
丁寧なご解答をいただき、ありがとうございました。実はわたし、現在はもう存在していない、東京学芸大学のK類国際文化教育課程日本研究専攻を受験したことがあります。やはり2次試験は「論述式」だったのですが、それがなんと小論文の「要約」だったんです。なんで愛着もなんにもない学芸大学を受験したか? それはセンター試験が「私立文系3教科」しか必要なかったからなのです。センター試験で十分な得点を確保できていたため、「落ちる」可能性は「ゼロ」でした。同じ「論述式」でも、「ピン」から「キリ」までありますよね…。