DLCコーティングと銅の要件について

このQ&Aのポイント
  • DLCコーティングを施したい銅の要件について詳しく説明します。
  • DLCコーティングは銅を酸化させず、透明で鏡面品質を損なわない特徴を持っています。
  • 銅にDLCコーティングを施す際、導電性を考慮しながら最適な膜を選択する必要があります。
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  • 締切済み

DLCについて

銅表面にDLCによるコーティングを施したいと考えています。 しかし要件がいくつかあり、詳しい方のコメントを頂きたく思います。 ・コーティングしたものは日々手で触ります ・銅を(可能な限り)酸化させたくありません ・コーティングは可能な限り透明を希望します ・銅は鏡面に研磨されておりコーティングで品質を落としたくありません ・導電性はあった方が良いのですが必須ではありません この様な要件の時に、膜は何を選択するのが一番マッチするでしょうか?

みんなの回答

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1345/2267)
回答No.2

銅の表面が酸化しないようにするためのバリヤーで、最初に選択するのはニッケルメッキです。 ニッケル自体も、格別に耐酸化性がよい訳ではありませんから、表面の酸化を防ぐために、更に金メッキを付け加えることも一般的と思います。 このようなメッキ処理によってバリア性能や耐酸化性能を付与するには、ある程度のメッキ厚が必要であって、仕上がった表面色は「銅色」ではなく、ニッケルや金の色になります。 「DLCコーティング」は経験がありませんので想像を交えて回答しますが、地金の銅が軟質であって、表面から力を加えれば変形するのに対して、DLCコーティングが追従して変形できるか否かが問題になると思います。銅の地金が変形した際にDLCコーティングが追従できずにひび割れが生じれば、ひび割れの部分から酸素がアタックして銅の酸化が起こることは避けられないと思います。 研磨した銅材の表面が曝される環境や、表面に働く可能性のある外力などをもう少々検討なさった上で対処法を決めることがよさそうに思います。

m00n_r1der
質問者

補足

コメント感謝です‼︎ 銅の酸化していない素の色味がおおむね見える事が条件の一つですm(_ _)m 以前市販のガラスコーティング剤で数ヶ月はコンディションを保てるのは友人の実験で分かったのですが、それでも半年以上を超えると変色、毎日手で触っていると劣化するので、再度コーティングするのに剥がすのが研磨しか無いため、より良い方法を探しています。ペットボトル内側のDLCコーティングでガスバリア90%という記事を見て、摩耗性も非常に高い様なので、もしやこれは?と思った次第です。ただ、ほぼ透明なのは非常に薄い施工の場合な様なのが気になっています。銅の酸化していない色味を楽しむという目的を捨てれば、ロジウム等のコーティングで良いかなとは思っています。

  • TIGANS
  • ベストアンサー率35% (244/680)
回答No.1

>この様な要件の時に、膜は何を選択するのが一番マッチするでしょうか? 現状では、どのようなものを候補にされているのでしょうか? なんか典型的な後出し質問パターンのような気がしています。

m00n_r1der
質問者

補足

(掲示板の使い方がよくわからなくて補足で返事すればいいのかな) メッキとかコーティングとか全く専門分野外なため、ネットで色々調べて来た結果、ガスバリア性で良くDLCが出てくるのと、硬く摩耗に強そうなので質問してみた次第です。 候補については詳しく無いのでこれで良いのかな、と言うものが分かりません。 ウレタンとかシリコンの様な普通のコーティングでは要件に全然マッチしないのはわかっています。 それ以外で元々の素材の色がちゃんと出るのはガラスコーティング位しか思い浮かばないです… 酸素をどれだけ遮断してくれるのか分からないでふが、もし一部だけ酸化して見栄えが悪くなった時に、ガラスコーティングだと剥がすのが非常に大変だなと思っています

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