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フローハンダ時の部品浮き傾きの問題
- 噴流式フローハンダによる部品の浮き傾きの問題について、現在の製造設備の状況や手作業での対策について説明します。
- 大きな製造設備では噴流式フローハンダ時の基板のヒワリや部品の浮き傾きは発生しないのかについて考察します。
- フローハンダ時の部品の浮き傾きに対する解決策や改善方法についても取り上げます。
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噴流の力で部品が押し上げられるのは避けられません。 浮きを防止するために挿入した部品のリードや爪を基板裏で曲げます、それができない物は重しを置いて浮き上がり防止をします。 ヒワリ・・・理解できませんが、文脈からすると基板の反り(そり)ではないかと思いますが、基板の基材と銅箔(パターン)の熱膨張係数の違い、はんだ接触面と反対面の温度差などで必ず反ります。 それ以外に基板の形状(切り欠き、穴など)も反りの原因です、クランプする場所を変える事で減らせる場合もある
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- TIGANS
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回答No2追記です。 シリコンラバーは温度によるサイズ変化がかなり大きいので 加熱時に基板からはみ出さないように注意してください。
- TIGANS
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大量生産ならばその基板の専用パレットを作ることで対策できますよ。 試作ラインであれば、まずは噴流くぐる時のコンベアによる基盤振動を抑えることと、リード長を短めにセットすることですね。 それでダメなら 昔のDIPが並んだようなPCB基盤であれば、シリコーンラバーシートを乗せることにより部品浮きを改善できる場合もあります。 https://www.monotaro.com/g/00250055/ 手間掛かってもいいなら、薄いものを数枚重ねにして部品高に合わせて穴開けて使うか、厚いものにレーザーで穴加工などして摩擦力で保持出来るようにすれば、改善できるんじゃないでしょうか。(すぐ汚れて消耗品扱いになるのでコストが嵩むので試作限定ですが。) いずれにしろ基板の温度変化による反りは生じますので、基板サイズが大きくなるほど部品浮き対策は困難にはなると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。シリコンラバーシートは使用したことが無く、ご教示いただきましてありがとうございます。(現在、製作している基板はフラット部品がほとんどで、浮きや傾きは主にDIPの電解コンデンサーやコネクタが多いです。) 反りによる、部品の浮きは弊社だけの特融の現象ではないようですね。ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。大変勉強になります。「ヒワリ」という言葉に関しましては、ご指摘の通り「反り」の事です。反りの原理・クランプ位置の再検討等、今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
補足
クランプ位置の再検討ですが、基板の大きさにもよりますが、ほとんどの基板は左2か所、右2か所を押さえています。 クランプで基板を押さえすぎて、基板が反った時に逃げ場が無く、余計に浮きや傾きが発生してしまうという事は考えられませんでしょうか。よろしくお願いいたします。