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セメントについて
先日家で基礎打ちをしていてふと思ったのですが、セメントというのはなぜ固まるのでしょうか? また、砂を混ぜてモルタルを作る際の配合分量と強度についての関係、グラフなどが見られる所があれば知りたいです。 また、セメントの原料は何でしょうか? 石灰石でしょか? 上記の3点について知りたいです。よろしくおねがいします。
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No.2です 補足を頂戴しましたので追加の説明をさせて下さい。 >極端な話石灰と砂だけでも成立するのでしょうか? 単に固めるだけであれば成立します。 他の成分は補助的な働きをしています。 この補助的な働きを利用して使用目的に応じた配合を決めています。 ホームセンターなどにある素人向けのものは短時間で固まるようにしたものが多くみられます。 参考 セメント - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/セメント 抜粋 石灰の「水硬性」は原料の石灰岩に含まれる粘土成分の比率と直接関係している 中略 天然セメントも人工セメントも、その強度は含有するビーライト(Ca2SiO4)の比率に依存する。 中略 ポルトランドセメントには、用途に合わせた品質・性質の異なる種類がある。一般的な工事・構造物に使用される「普通ポルトランドセメント」、短期間で高い強度を発現する「早強ポルトランドセメント」、水和熱が低い「中庸熱ポルトランドセメント」、セメントよりも白色である「白色ポルトランドセメント」が主な種類である。 URL中に種類や特徴が記載されています。
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- ichikawa2017
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>先日家で基礎打ちをしていてふと思ったのですが、セメントというのはなぜ固まるのでしょうか? 水と化学反応を起こす物質で構成されているためです。 参考 やさしいセメントの化学 : NewsLetter http://www.gws-web.com/blog/?page_id=275 >また、砂を混ぜてモルタルを作る際の配合分量と強度についての関係、グラフなどが見られる所があれば知りたいです。 モルタルやコンクリートのような混合物が壊れるのはどこから壊れるのかという問題があります。 セメント部分が壊れるのか、骨材が壊れるのか、骨材とセメントとの境目(接着面)から壊れるのかという問題です。 更にセメントが固まる際の水の量や温度、時間によって強度が変わります。 これやあれやで一概には言えないということです。 参考 コンクリートの強度 http://mizushima-cg.com/shiratori/strengthoutline_0003.pdf >また、セメントの原料は何でしょうか? 石灰石でしょか? 上記のセメントの化学にありますように石灰石が主成分ですがその他いろいろ入っています。
補足
回答ありがとうございます。 リンクで成分についてはわかりました、やはり主成分は石灰のようですが、他にもいろいろと入っていますが、これらは強度を高めるために入っているのでしょうか?それとも入っていないとセメントとして成立しないのでしょうか? つまり、具体的な原料は石灰の他に珪石、粘土等かと思われますが、極端な話石灰と砂だけでも成立するのでしょうか?
セメント=接着剤 セメントは粉末状です、原料は石灰石や石膏です。 セメントは水と反応して固まる性質を持っていて、強く固まるので コンクリート・モルタルなどに混ぜて接着剤として使われています。 セメントに砂を混ぜればモルタル、砂と砂利を混ぜればコンクリートとなり セメントだけでは使わない。 セメントと水だけで練ったものをノロと呼びます。 セメントと水だけでは収縮が大きくひび割れやすいので 単体では使わないのが基本です。単体で使うのはモルタルやコンクリートのひび割れの補修などの接着として使います。
お礼
補足回答ありがとうございます。大変参考になりました。 いろいろ用途にあったものがあるようですが一般にホームセンターで買えるのは普通ポルトランドですね。