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黒澤明『どん底』が最低な理由とは?
- 黒澤明の代表作にもかかわらず『どん底』は駄作と評されています。
- この映画は複数の問題点があり、筋や起承転結がないことが挙げられます。
- 唯一の見どころは「江戸バカ囃」の群読だけで、他には何も面白くないと言われています。
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面白い、面白くないは主観の世界ですからね。私は面白いと思いましたよ。「生きる」より「どん底」のほうが好きですね。これはもう完全に主観(好み)の世界です。松本穂香ちゃんを可愛いと思うかどうかと同じですね。 最下層の労働者には、あんなオッサンがいるよなあって思います。あの本当にどん底なボロ家のセットも素晴らしいですね。東野英治郎さん演ずるオッサンもいい。最初はあの境遇を憎んでいて、俺はお前らには染まらん、一日も早く脱出したいと思っていたけれど、段々馴染んできてしまう辺りが「なんか分かるわー」って思いますね・笑。 エンタテインメント路線のディズニー映画が好きみたいな人が「羅生門」を見たら退屈で寝ちゃうでしょうしね。「映画ってのは何をやってもいい」のが映画の魅力なのだと思います。エンタテインメントからドキュメンタリーまで幅広いじゃないですか。
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- nagata2017
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日常生活の中で 大金持ちたちはどんな暮らしをしているのか 最底辺の人たちは どうなのか 実際に見るチャンスはほとんどありません。 それを 言葉ではなく 映像で見せられるとよくわかります。 現在は先進国では社会保障の制度ができて こういう光景はなかなかありません でもインドなどは いまだに奴隷同様の暮らしをしている人たちがいる。先祖の借金を払うために無給で重労働を課されているとか。 日本では 児童虐待 幼い少女が親の暴力で死に至らしめられる事件がよくあります。その現場はなかなか見ることはできませんが フィクションでも映像化して放送すれば 近似体験ができます。 ストーリーを楽しむ娯楽作品にはならなくても なんらかの啓蒙にはなるのではないかと思います。
お礼
ドキュメント性をどの程度含んでいるかにもよります。荒唐無稽な映画もありますからね。脚本段階での取材不足とか構成力不足とかで。 回答をありがとうございます。
お礼
好みによってどう良いかが初めて分かりよかったです。 下層社会のリアリティに感動する人がいるのですね。 自分は黒澤明が好みだと思っていましたが、多彩な作風なのだとわかりました。 ありがとうございました。