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音声出力レベルの概念
いまさら恥ずかしくて、知人には聞けない…系の話です。 音響機器の入出力についてです。 入出力レベルについて、「-20dB」「0dB」「+4dB」などと分類されます。 大まかにマイクレベルとラインレベルのことで良いと思いますが、 そういうものとして「理解」ではなく「覚えて」使ってきました。 改めて、よく理解していないことをちゃんと知ろうと思い、質問させていただきました。 「-20dB」「0dB」「+4dB」といった数値は、 何が何に対して「-20dB」であり、「0dB」「+4dB」なのでしょうか?
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No.3です。 今帰宅したところです。 出かける前にあわてて書くと、どこかミスしてしまいます。 誤『dBVは電圧1Vを基準に置くもので、1dBV≒2dBm』 正『dBVは電圧1Vを基準に置くもので、0dBV≒2dBm』 です。dBの基準は 0 でなくてはなりません。 1V を基準にした 0dBV は、775mV 600Ωを基準にした dBmではおよそ2dBmだという事です。 マイク感度は従来 dBm の単位でしたが、最近(特に今世紀に入ってから)は dBV で表記するメーカーも出てきています。 基準とする音圧の単位 Pa は、天気予報などの気圧でお馴染みのヘクトパスカル(hPa)の100分の1で、地球大気の地表圧力は約1000hPaですので、大気圧の10万分の1になります。 http://www.geocities.jp/brabecaudio/amp/techinf2.htm 私の知っているマイクの最大入力音圧は154dBでしたから、大気圧の百分の一の圧力という事になり、凄い事だと思います。 省略される事も多いですが、音圧であることを明示的に表す為に spl(Sound Pressure Level の略)が付けられます。1Pa=94dBspl といった具合です。 スピーカー出力の場合、dB/w/m とい表記もあります。1Wの入力、前方1mの距離で測定した音圧という意味です。 一方デジタル録音における 0dB は、全てのビットを使い切る、録音可能最大レベルという事になります。これ以上の音はクリップしてしまいデーターロスになります。 アナログ録音でもクリップレベルというのはありますが、電子回路の高級アナログミキサーでレベルメーター0dBで出力+4dBm、クリップレベルが+24dBでヘッドルームが(+24)-(+4dB)の20dB、普及型ミキサーだとクリップレベルが+20dBくらいで、ヘッドルームがやや狭くなるといった感じでしたね。 2Tr38などテープレコーダーの基準レベルが思い出せないんですが、メーター読み0dBを超えて+15dBくらいでも平気で入力できました。ただ再生してみるとテープの磁性体品質によって掛かり具合が違いますけど、+10dB前後で感じの良いリミッターが掛かっていました。 こちらを見ても、何ガウスの磁力を0dBとする、なんて載ってませんね。 http://www.jas-audio.or.jp/jas-cms/wp-content/uploads/2012/05/201205-all2.pdf 私にもわからない事が有った。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ すでに解凍下さっている大先輩のJohn_Papa様がおっしゃる通りです。 『大まかにマイクレベルとラインレベル』 ではなく、全部ひっくるめて「おおまかにラインレベル」の範囲ですよぉ。 その上で厄介なのが、『dB』ダケの標記の場合、正確な規準が違うケースも混ざってしまいかねない。という点です。 このあたりを明確にするために、、、という解説も、John_Papa様が言及されている通りです。 こういうのも、参考に成りませんでしょうかねぇ。 https://blogs.yahoo.co.jp/linear_pcm0153/2008096.html
- sirasak
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ライン入出力端子レベルは、 業務用機器では+4dBu(1.23ボルト程度)、民生用機器では-10dBV(0.31ボルト程度)が用いられている。 https://www.g200kg.com/jp/docs/dic/linelevel.html この記事によると、 -20dB(0.1V) -10dB(0.31V) 0dB(1V) +4dB(1.23V)といった数値は、 0dB(1V)基準です。 dB表示は人間の感覚が対数なので便利に使われています。 電圧3.1倍(電力10倍)違うと10dB違いで音量を2倍(sone)に感じるとのことですので、音量を4倍に聴きたければアンプ出力は100倍必要。 0.1V電圧をdB表示には 20*LOG(0.1)=-20dB -20dBを電圧表示には 10^(-20/20)=0.1Vで計算できます。 音圧の0dBは聴ける最小音の0.00002Pa=1/50kPa(パスカル)が基準であって 120dBは100万倍の音になります。 スピーカーに1W入力して1m正面で92dBあると、 0.01Wの音が出て効率が1%とされます。 参考まで。
- John_Papa
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こんにちは。 元は、アレクサンダー・グラハム・ベルが発明した「電話」に由来します。 600Ωのインピーダンス負荷が1mWの電力を消費する電圧が基準(0dB)に決められました。100年以上の歴史があるんですね。今はほとんど無くなりましたが、メタル回線の電話線で、この0dBが使われています。 600Ω 1mW ですので、0.774596669・・・V 約775mVです。 600Ω負荷の場合を、0dBm と「m」付きで表記する事もありますが、そのmは1mWの名残です。 他の、dBuとかdBs等がありますが、負荷を厳密に特定せずに電圧の775mVの値を引き継ぐものです。ただ、dBVは電圧1Vを基準に置くもので、1dBV≒2dBmになります。 「+4dB」は、ミキサー等のバランス出力で標準的に使われてます。 「-20dB」は所謂ラインレベルですね。家庭用オーディオ製品が大雑把にこのレベルです。 バランス→アンバランス変換時に、バランス回路の方式によって 0~6dBの違いができてしまいます。トランスを使わない最近の電子バランスでは -6dBになると思った方が良いでしょう。 マイクやスピーカーの音量を現す 0dBspl は、音圧 20×10-6 Pa =20マイクロパスカルで、人間の最小可聴音圧とされています。 従って、1Pa(1パスカル)は94dBsplという事になり、マイクロフォンの感度表記に1Pa時の出力電圧が、 -53dB などと表記されます。(splは表示省略される事も多いです。) ちなみに、1W時に、90dB/m(/m は測定距離がスピーカーから1mという意味です)のスピーカーを100Wのアンプで鳴らすと、100Wは1Wに対して+20dBなので 90dB/m + 20dB = 110dB/m となり、最大110dB/m の大音量が出て来ます。 このように、音圧のdBとアンプの出力のdB同士を足し算できるで便利ですね。 音圧のdBと電圧のdBが同じ割合で推移してるからです。
- seble
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はっきり分かっているわけではありませんが、その機器の定格出力じゃないですかね? アンプのボリュームの0dBは最大音量です。そこから下げる事でマイナスdBで表示されてますよね。100wと200wのアンプでは最大にした場合の出力も異なります。 入力であれば、入力信号に対して減衰させる数値かと。 もちろん、入出力に限っての事ですが。
- double_triode
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基準値は1ボルト(RMS)じゃないんですか? デシベルは「基準値との比の対数表示」なので無次元量です。 私はむしろボルト表示を先に理解し,あとで「デシベルってなんじゃらほい」でしたけどね(笑)。