電解ニッケルメッキ後のベーキング処理の必要性について

このQ&Aのポイント
  • 約φ0.5ほどの線材をヘアピンのような形状に加工している製品について、熱処理後にニッケルめっきを行っていますが、ベーキング処理の必要性について悩んでいます。
  • JIS規格を参照すると、ベーキング処理に関しては判断が難しい値となっています。
  • この件について、参考となるコメントをいただけると助かります。
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  • 締切済み

電解ニッケルメッキ後のベーキング処理の要否

約φ0.5ほどの線材をヘアピンのような形状に加工した製品を熱処理後にニッケルめっきをしていますが、ベーキング処理が必要かどうかわかりません。JISを参照するとカタサ的には悩ましい値となっています。 どなたか参考となるコメントをいただけないでしょうか。 【備考】 材料:SCM435 焼戻後カタサ:Hv300~340

みんなの回答

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1346/2271)
回答No.2

>約φ0.5ほどの線材 細線なので、一般的な熱処理材に対する基準を適用してよいか悩ましいと思います。 JISに書いてある硬度を判断基準に機械的にベーキングの要否を決めるのではなく、靱性を必要とする部材なのか、耐摩耗性などの観点で硬度だけが必要であり靱性は重要ではないかによって判断したほうが良さそうに思います。

higeosaka
質問者

お礼

ありがとうございます。 靭性が必要になってきますので、靭性の評価を以て判断いたします。

  • Nobu-W
  • ベストアンサー率39% (725/1832)
回答No.1

メッキ後のベーキング処理の意味は、「水素脆性除去」であり、 強度を高めるためではなく、強度の加工を加えられたものに、防食の目的でめっ きや化成処理等を行う時、前処理としての酸洗いや、めっき(電気めっき)の陰 極効果で発生する水素の影響で脆く(もろく)なる現象を防ぐものですよねっ その水素量にもよるんじゃないですかね?!><

higeosaka
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

higeosaka
質問者

補足

回答ありがとうございます。 目的は把握できていますが、そもそもJIS H8617の付属書6に記載しているメッキ後の水素脆性除去のための熱処理条件には、 引張強さが1050Mpa以下の場合はベーキングが不要との記載があるのです。 引張強さ1050Mpaを硬さで換算するとHv330~340程度のなりますので、当製品の場合に抵触するかしないかのラインなんです。 なので、要否を決めかねているところです。説明不足ですいません。 また、水素量の確認する方法がわかりかねます。。。。。

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