文章を読んでも内容を理解できなくて困っている。

質問

ワーキングメモリーが弱いのがせいなのか、本やサイトに掲載されている文章を読んでいる時に、文章の内容を理解できなかったり、内容を把握できなかったりすることが多々あります。

それにより、勘違いがよく起きたり、混乱することがよくあります。

私自身、ワーキングメモリーの弱い方なんで、文章を読んでも内容を理解できずに困っております。
さらに計算でも、間違った値を算出することが多々あり、それが原因で混乱してしまうことも良くあります。

そんな、ワーキングメモリーの弱い私ですが、これらを対処するには、どのようにすれば良いのでしょうか？

回答のほうお願いします。

回答No.8

osekkaipapa

二児の父です。
一応専門家です。また、私自身は発達障害当事者（未診断）でもあります。

ワーキングメモリが弱い可能性があるということで、弱いと仮定して話をします。

また、ワーキングメモリは訓練して、強化することもできますし、弱いのはそのままに補うこともできます。
僕自身は普段の生活で、なるべく負担のない形で両方に取り組んでます。

訓練については、ざっくり言うと、「ワーキングメモリを使う」ということです。
以下は余裕がある時に無理のない範囲で試してみてください。毎日少しずつでも続けることが大切になります。成果はなかなかでないかもしれませんが、長い目でみてください。
普段の生活の中で、どうしても失敗できないこと以外はメモに頼らない。
買い物はあらかじめ買うものを頭に入れて買いに行く。
買い物や食事をした時に、概算を暗算して、レジで答え合わせする。
日記をつける。
簡単な計算（小学校低学年レベル）をしたり、音読をすることも良いですが、できる限りスピードを上げて挑戦してください。
電話をかける時に、番号を覚えて自分で入力する。
文章読解の訓練についていえば、漫画を読むことから始める。自分の状況に合わせて、文字量の多い漫画にするか、少ない漫画にするか決めてください。もちろん、小説でも、自分が読みたいと思った文章から読むことをお勧めします。

補う方法は以下のような感じです。すでに他の方が回答されている内容と重複している点もございますが、ご容赦ください。
文章読解は、マーキングしながら読む。たとえば、セリフだけとか、気持ちに関する描写だけなど、自分なりに抜けやすい点を絞って。
もしくは、セリフは青、気持ちは黄色など、要素ごとに色分けする。
繰り返し読む。声に出して読む。抑揚をつけて読む。
計算ならエクセルや電卓を使う。暗算はせず、書いて計算する。
なるべくメモを取るくせをつける。
物理的に忘れられないようにする。たとえば、持って出かけるものを忘れないために、靴の中に入れておくなど。

イメージとしては、ワーキングメモリを使うようにするか、使わないで済む方法を模索するかということであとは、自分なりに工夫されて、やりやすいよう応用してみてください。

僕自身の経験を言わせてもらえれば、一時期メモばかりとっていると、必要なことを全く覚えられなくなってしまったことがあり、それからは、あえてメモを取らず、忘れる前にすぐに取り掛かるようにしています。一応メモをとらないので、頭の中に置いておかないといけないという意味では、ワーキングメモリを使っているわけですが、すぐに取り掛かるので、短いスパンですみますので、訓練と補うの両方を兼ねた方法といえると思います。
ご参考になれば幸いです。長文失礼いたしました。
人ごとと思えず書かせていただきました。