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プール授業の存在意義
「池上彰のそうだったのか」という番組で、日本の小学校におけるプール授業は「紫雲丸事故」で修学旅行のために乗船していた小学生が多数溺れ死んだために始まったと紹介されていました。 しかし、現実的に考えれば流れのある水難事故現場と流れの一切無いプールでは条件が違い過ぎるし、本格的な訓練を受けていなくて小中学校の体育でやって中途半端に泳げる人が遊びや人命救助で溺れてしまう弊害の方がはるかに大きいと思います。海難事故対策でも救命胴衣を乗船中に着用を義務付けるほうがはるかに安全なのは確かです。 大量に水を使うために水不足の時には頻繁に使用できなくなるばかりか、この夏は猛暑のためにプール授業が禁止されているところが多いそうです。水中で排尿する人が少なくないため、健康面でも問題があると聞きましたし、プール授業が無くなれば水道代他大幅に費用が削減でき、教育現場でも他に使うことが可能になります。 プール授業を小中学校の体育の授業でやる国は日本以外ほとんどないそうですし、学びたい人はスイミングスクールがいくらでもある以上、学校の体育授業でプール授業をやる意味は無いと思うのですが、これからも続くのでしょうか。
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- show1968
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プール授業ですが、これからも続くと思います。 泳ぎを教えるという目的もあるかと思いますが、 水に入れることで涼しいという理由が大きいと思います。 また、スイミングスクールでは金のない貧乏人は行きません。 他の習い事をする人も少なくありません。 小中学校がやめたら、一度も泳がない子が出ると思いますね。
- staratras
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1960年代から学校のプール設置率の上昇に反比例するように水難事故の件数は減っています。これは子どもたちの水泳能力の向上(最近では着衣水泳を教えている学校もあります)だけでなく、「それまで川などで泳いでいた子どもたちが学校のプールで泳ぐようになった(川での水泳が禁止された)」ことも大きいと考えられます。学校にプールを設置して授業で水泳を教えた効果は確かにあるのです。 >学びたい人はスイミングスクールがいくらでもある以上、学校の体育授業でプール授業をやる意味は無いと思うのですが、これからも続くのでしょうか。 山間部や離島などスイミングスクールがない場所もありますし、近くにあっても経済的な理由などで通えない児童・生徒もいることもお忘れなく。学校の体育での水泳の授業を個人的な習い事で代用するのは無理です。 ただし、すべての学校に一律に同じような屋外プールを設置することがよいかどうかには検討の余地があります。北海道などでは夏も冷涼な気候のため屋外プールは利用できる期間が限られますし、逆にことしのように猛暑で水温・気温が高すぎて熱中症が懸念されることもこれから多くなるかもしれないからです。 比較的狭い範囲に学校が集中している都市部では、何校かに一つの割合で充実した設備の屋内プールを設置して複数の学校で使用することや、民間の施設を学校として定期的に借りることも選択肢の一つにはなるでしょう。回答者の家の近くにある公立の小学校には屋内プールがあり、学校が授業で使わない日時には市民に開放しています。このような活用法もあります。 余談ですが、回答者が通っていた九州の某県立高校には国体の会場にも使われた50メートルプールがあり、1年生の夏休みに入る際、一定の距離(男子50m・女子25mだったか?)泳げない生徒には「水泳の課外授業」がありました。体育の先生は「体育のなかでも水泳は、泳げるか泳げないかで生死に関わる場合があるので特に重要だ」と言っていました。半世紀近く昔のことになってしまいましたが…。
- fujic-1990
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例の沈没事件で、生徒がたくさん亡くなった韓国で、海難救助に向かった人たちの大半?(半分以上)が、実は「泳げなかった」という現実に驚いた韓国では、いま「学校で水泳授業をしよう」という機運が高まっているそうです。 極端に言えば「海猿」たちの半分以上が金づちだった、みたいな話。 先の大雨で、ラオスで決壊して多数の死者を出したダムがありましたが、造っていた韓国人作業員は事前に逃げ出していて全員無事だったそうです。 あの沈没事故の時も船長・乗組員は率先して逃げていたとか。乗客のふりをしていたんじゃなかったかな。 日本と違って、艦長・船長は艦船と運命をともにするという(いいか悪いかは別にして)習慣がなく、責任者から順番に逃走する韓国で、泳げない人が自分の命を危険にさらしてまで他人を救助するとは考えにくいのです。 韓国にプールのある学校はないんです。遅きに失した反省ですが、水泳授業はしないよりはしたほうがいいです。 余談ですが、私が小中学校で、もっとやっておけばよかったと思うことの最大のものが、水泳です。プールでさえ、私は100m以上泳ぐ自信がありません。泳いでいると言えないほどのんびり平泳ぎしても200mくらいか。海川にはもう20年以上行っていません。 なので、きっと私は、川で溺れている子を発見しても、ロープを探したり大声を出して周囲に助けを求めることはしても、自分では川に入って子供を助けようとはしないだろうと思います。 自分一人で、静かなプールで100m泳げるか泳げないかの人間が、子供を連れて泳げるとはとうてい思えませんから。二人が死ぬだけです。
- nagata2017
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私の学校では 小 中 高 それぞれ1回ずつ 臨海学校が合宿でありました。 臨海ですから 海です。 海で水泳の授業を一日中 それが一週間。 最終日に遠泳です。海で3~10km 泳ぎました。 これくらいすれば有効だと思います。
お礼
全員参加でそれが出来たとすれば、相当に体力がある生徒ばかりだったのだと思います。私のように体力が無い生徒ではそもそも入学できないでしょうね。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11129/34638)
水泳は他のスポーツに比べて、死亡率が高い(水泳は溺れ死ぬ可能性がありますが、野球やサッカーで死ぬことはまず滅多にありません)という問題点がありますが、1時間あたりの消費カロリーが飛び抜けて高く、つまり体力をつけるにはとてもいいんですね。更に、死亡率は高いですがケガの率は低いのです。相当レベルの高い選手じゃない限り、腰や肩を痛めることはありません。むしろ腰痛の人のリハビリに推奨される(水の浮力で腰に負担がかからないため)くらいです。 現代の子供たちはどんどん体力や運動能力が落ちていて、それが今結構な大問題になっている(中高年の体力、運動能力が向上しているのに、十代の体力、運動能力が落ちている)ので、貴重な体力向上の手段である水泳がカリキュラムから外されることはまず考えられないでしょう。やめたら子供の体力がもっと落ちるよ。
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
文科省が「学習指導要領」 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/tai.htm に水遊びや水泳を記載しています。つまり,「国家が『やれ』と指示していること」です(笑)。 誤って水(川,海)に落ちたとき,水に慣れていたり,「おれは泳げる」という自信があればパニックにならず,生存率が違うと思いますね。近年は,着衣(体を動かしにくい状態)のまま水に入る訓練もするはずです。
- kknow
- ベストアンサー率18% (16/88)
>これからも続くのでしょうか。 はい、続くでしょう。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
学校の体育授業でプール授業をやる意味は無いと思うのですが、これからも続くのでしょうか。 僕の小学校はプールがなかったので、そこで排尿しながら授業を受けることもありませんでした。帳面が濡れるのではないかと心配しているのは僕だけでしょうかね。
お礼
中途半端に泳げる人が、溺れかけている人を見つけて助けようとして、自分が命を落とす事故が毎年絶えません。つまり、プールで泳げることで逆に油断を招いているのだと思います。本格的な訓練を受けた人以外は助けに行ったりしてはいけないと思いますね。