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-100℃のベアリング、低温での脆性の影響は考えなくてもよい?
- SUS440Cを使用した低温対応のベアリングを製作する事例がある。
- 低温で脆性が発生する可能性があるが、ベアリングでは考えなくてもよい。
- 要約文3つ目
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-100℃程度の低温環境で用いることのできるベアリングを検討しています。軌道輪及び転動体材料としてマルテンサイト系ステンレス鋼を採用したものがベアリングメーカーのカタログにありますが、低温下での脆化は問題にならないのでしょうか?あるいは問題にならないようなハウジングの設計方法などがあるのでしょうか? 皆様ご回答ありがとうございます。返答遅くなり申し訳ありません。 大負荷低回転を想定しています。セラミック系ベアリングは低加重高速回転で使う傾向があって、市販品で適するものはありませんでした。そのため、かなり高額になることを覚悟した上で、材料指定でメーカーに生産依頼することを予定し、協議をはじめています。(しかしながら先方も解が見つからない状態です) グリスは低温用を検討しており、すでに使用確認したものを持っています。現実には、オーステナイト系SUSでしか、低温靱性が確保できず、硬度確保のために焼き入れ性のあるマルテンサイト系SUSを選べば、当然低温脆性が問題となります。 結局の所、脆化することは覚悟して使用するしかないのでしょうか?軌道輪のほうが脆化した状態で使うというのはなかなか破壊モードも予想できず、悩んでいます。
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補足
解答ありがとうございます。説明不足でした。ただベアリングとのみ表記してしまいましたが、ボールベアリングを検討しています。オーステナイト系SUSは当然検討しているのですが、表面硬度が低いため、ボールベアリングの材料として使用すると耐荷重が1/30以下、1/100近くまで減少してしまいます。