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発光波長を電子的に変更可能なLED、半導体レーザーについて
- 発光波長を電子的に変更可能なLEDや半導体レーザーについて教えてください。
- 現在のところ、発光波長を可視領域で100nmレベル、理想的には400nm~2umまで変更できる手段は限られています。
- また、発光素子側だけでなく、フィルタのようなものを使用して発光波長を選択する方法もありますが、電子的な波長選択、制御ができるものはまだほとんど存在しません。
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波長を変えられるレーザーはあります。 取りいそぎ、製品例を紹介します。 http://www.koshin-kogaku.co.jp/products/equipments/lightsource/ Tunable Laser とは http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/yamalab/research/laser.html
そもそも LEDもレーザーも単波長なので無理
常識的なコストで実現するのであれば、 ・連続光を発生する光源(タングステン電球とか、重水素ランプ等) ・波長を選択する分光器(回折格子やプリズムをつかったもの) で作るのがよいと思います。 半導体の場合は、レーザでもLEDでも、発光波長が材質のバンドギャップによって決まってしまうので、波長を可変することはできません。 あとは、色素レーザを使って、色素を入れ替えて波長を変える、という方法もあります コストを度外視してもよければ、自由電子レーザを使うと、入射する電子ビームのエネルギーやアンジュレータの磁場の強さを変えることで波長を変えられますが、ちょっと大型になりますね(コンパクト設計の国産のもので、700mぐらいの長さがあります。Spring-8の隣にあります) すみません。グレーティング以外のデバイスで、とのことでしたね。 では、AOM(音響光学素子)ではどうでしょう? この素子を高周波で振動させ、その周波数を可変すると、回折角を変えることができます。連続光源を入射すると、ある波長の光はある角度で回折しますが、駆動周波数を変えることで、その回折角から出てくる光の波長を変えられます。 駆動周波数は数10MHz程度です。確か光スペアナ等に使われていると思います。
お礼
なるほど、AOM(音響光学素子)ですか。 求めているものに近いようです。もう少し、調べてみます。 ありがとうございました。
お礼
Tunable Laserが興味深いです。 ・波長可変光フィルタなどの機械的制約を受けない。 ・高価な波長可変光フィルタを用いないため安価である。 コンセプトも気に入りました。ありがとうござました。