ガス軟窒化処理の雰囲気ガスの流量設定について

このQ&Aのポイント
  • ガス軟窒化処理の雰囲気ガスの流量設定については、浸炭の連続炉の場合には「時間当たり炉容積の3~5倍見当である」という記載が参考文献にありますが、これがガス軟窒化処理炉(連続炉)にも当てはまるかどうかは明確ではありません。
  • また、3~5倍という値は何を根拠にして記されているのかも不明です。
  • ガス軟窒化処理炉において雰囲気ガスの流量を設定する際には、より具体的な情報や適切なガイドラインが必要となります。
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ガス軟窒化処理の雰囲気ガスの流量設定について

雰囲気ガスの流量設定についてですが、浸炭の連続炉の場合、「時間当たり炉容積の3~5倍見当である」と参考文献には記載されているのですが、これはガス軟窒化処理炉(連続炉)にもそのまま当てはまることなのでしょうか?またこの3~5倍というのは何を根拠に記されている値なのでしょうか?

noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

特許文献にその文献が引用されているようです。 【出願人】NTN 【 鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法および機械部品 】   【0002】、【0003】  理由説明があるが省略   【0004】   浸炭窒化処理において熱処理炉内に導入されるRXガスの流量は、バッチ式炉においては   1時間あたり炉の容積の6~15倍程度、連続炉においては1時間あたり炉の容積の   3~5倍程度とされるのが一般的である(たとえば、非特許文献1参照)   【0005】   【非特許文献1】日本熱処理技術協会編、日本金属熱処理工業会編、「熱処理技術入門」、   全面改訂版、大河出版、2004年7月、p.191 内容は全部読んでください。 問題解決のためには、技術協会、工業会に当たって、この本の著者まで辿るべきでしょう。

参考URL:
http://www.ekouhou.net/%E9%8B%BC%E3%81%AE%E7%86%B1%E5%87%A6%E7%90%86%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%80%81%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E9%83%

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