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機械出口エレベーターのベルト走行速度を上げるためのプーリー選定方法は?
- 機械出口エレベーターのベルト走行速度を上げるためにタイミングプーリーを変更したいが、選定方法が分からない。
- 現在のプーリーは歯数36、ピッチ14mmを使用しており、ベルト走行速度は121m/minである(インバーターモーター60Hz時)。
- ベルト走行速度を180m/minまで上げたい。
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ギヤ比変えちゃうと、トルクが落ちちゃいますよね。 インバータモータ60Hzが90Hzになって発生トルク落ちなきゃ使える?
モーター側プーリー エレベーター側プーリー 歯数 36T(Tは歯数の単位) 36T(Tの呼び名はチョウ) にて、ベルト走行速度が121m/minなら、 モーター側プーリー エレベーター側プーリー 歯数 36T 36T×(121m/min÷180m/min) = 24.2T ≒24T ≒ 22T 又は、 36T×(180m/min÷121m/min) 36T = 53.6T ≒54T ≒ 56T にすると、ベルト走行速度が180m/minより少し速くなるか、効率で同じに なるかが、微妙です。インバーターモーター使用なので、若干大き目又は 小さ目のプーリーを使用して周波数を落とし、ベルト走行速度を180m/min にした方が得策です。計算で丁度にすると、効率でベルト走行速度が180m /min未満となる危険があります。 プーリーの選定は、前述の如くですが、エレベーターの最大積載重量は 同じで、速度が約1.5倍にするのであれば、多分 モーターも1.5倍にしない と駄目です。 すると、ベルトやプーリーも強度を1.5倍強度増し。軸も1.5度増しとなるの で、ここは、最大積載量を1/1.5に減少させると、割と簡単に改造ができ そうです。
追加検討事項です。 動力は次の式で計算できます。 P=ω×T P(W)-----------動力(=仕事率) ω(rad/s)------角速度 T(N・m)--------トルク モータの回転速度が同一でも、プーリ比を変えて増速しますので、モータ軸側 に加わるトルクが増大します。 トルクが1.5倍になりますので適用するモータ出力も1.5倍必要になります。 同時にインバータ容量もモータ出力に合わせる必要もあります。 さらに電源や適用機器類もチェックする必要があります。 なお、現状の負荷状態が非常の軽い場合(1/1.5=0.66以下)ですと、運転が可能 だろうと思います。 なお、坂道を高速のギヤで進む自転車を想像して下さい。人の場合でも同じ荷物 を持って歩く場合と駆け足で移動する場合とで仕事(率)を比較して下さい。
エレベータの設計者なんですかね? だとしましたら、上記内容での相談はネットではなく 社内の者として問題を解決されるべきと思います。 安易な仕事をして人身事故を起こすことが十分考えられます。 何でもネットではなく、物事をよく考えないとね。
121→180m/minであれば、150%にあげたいという事ですね。 という事は単純に、 1)駆動側のプーリの歯数を54枚(ピッチは変更せず) 2)従動側のプーリの歯数を24枚(ピッチは変更せず) のどちらかを行なえばよいです。 寸法的に余裕があるなら、1)の方を勧めます。 1)の場合、モータ側ですので、モータの力をそのまま伝える事が出来ますし、タイミングベルトは結構固いので、プーリを小さくすると、ベルトの寿命を短くする恐れがあります。 基本は、現状駆動側の歯数をminとして考えてください。 (駆動側をそれ以上小さくすると、元の力が小さくなり、伝達トルク低下が大きくなります) 回答(3)(4)さんが言われているように、「エレベータ」という事を忘れ、速度アップだけの回答になってしまいましたね。 積載荷重関係については、回答(3)(4)さんの回答を参考にしてください。