ＰＥＴ材ペレットの乾燥について
- 射出成形で使用するＰＥＴのペレットは、通常除湿乾燥機や吸い切りローダーを使用して乾燥させる必要がありますが、熱風乾燥のみで使用できるＰＥＴペレットが存在するのか疑問です。
- 除湿乾燥機や吸い切りローダーを使用せずに熱風乾燥のみでＰＥＴペレットを使用できるのか疑問です。
- ＰＥＴペレットの乾燥方法について詳細を教えていただける方はいらっしゃいますか？
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ＰＥＴ材ペレットの乾燥について
こんにちは。早速質問させて頂きます。 射出成形で使用するＰＥＴのペレットは、吸水性が高い為基本的に 除湿乾燥機や吸い切りローダー等を使用し、湿気等には特に注意すべきと 聞いておりますが、とある業者から、除湿乾燥を必要とせず、 熱風乾燥のみで通常どおり使用できるものがあると聞きました。 そういったＰＥＴ樹脂ペレットは本当に存在するのでしょうか？ 御存知の方がいらっしゃいましたら、詳細を教えていただけると幸いです。 宜しくお願い致します。
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一般PET樹脂は吸水性は低いです。乾燥しなくても、成型は出来ます。ただし、PET樹脂は加水分解しやすい樹脂で、少量の水分が含まれていても、成型時に熱と圧力が加わり、樹脂が分解され、強度が落ちます。そのため、除湿乾燥が必要となります。また、吸水性は周りの環境によっても影響されますので、梅雨のときはとくに注意が必要です。 また、ガラス、タルク等のコンパウンドグレードになりますと、これらのフィラーが吸水しますので、要乾燥です。 吸水しやすい樹脂にポリアミド（ナイロン、PA)がありますが、アルミでシールされた袋に入っていて、吸湿を防いでいます。
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