磁力についての疑問 - マグネットの厚みと吸引力の関係について

このQ&Aのポイント
  • 磁力についての疑問を解決します。マグネットの厚みが増すと吸引力が上がる理由や、等方向と異方向の吸引力の違いについて説明します。
  • マグネットの厚みが増すと吸引力が上がる理由や、等方向と異方向の吸引力の違いについて解説します。
  • マグネットの厚みが増すと吸引力が上がる理由や、等方向と異方向の吸引力の違いについて詳しく説明します。
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磁力について

カタログをみているのですが、例えば、Sm・Fe・Nを主成分とする磁性材料を用いたラバータイプのマグネットでご質問いたします。カタログを見たままですが厚みが増すと何故吸引力はUPするのでしょうか?また、等方向、異方向でも吸引力に差があるようです。厚みと方向は関係あるのでしょうか?

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.4

≪Q-1≫ 厚みが増すと、何故吸引力はUPするのでしょうか? ≪A-1≫ 例えば、厚さ1mmのラバーTypeマグネットを1枚(厚さ;1mmの物と3枚(厚さ;3mm) の磁力強さ比較をすると、其々の厚さ方向の表面では、1枚の物の磁力を1と仮定すると、 3枚の物は、磁力は(確か?)距離の2乗に比例して弱くなるので、 ★ 表面のシートの磁力;1 ★ 中央のシートの磁力;1/2×1/2 ⇒ 1/4 ★ 反対側のシートの磁力;1/4×1/4 ⇒ 1/16 にて、1+1/4+1/16 ⇒ 21/16 ⇒ 約1.31倍となり、磁力は1.31ある事になります。 ≪Q-2≫ 等方向、異方向でも吸引力に差があるようです。厚みと方向は関係あるのでしょうか ≪A-2≫ 等方向は、厚み方向でN極とS極が全部一定方向にある事です。 異方向は、厚み方向でN極とS極が全部一定方向にない事です。 例えば、前述の3枚シートで、真中のシートがN極とS極が逆であれば、 磁力は、1-1/4+1/16 ⇒ 13/16 ⇒ 約0.8125倍となり、吸引力が変化し弱くなります。 の様な事が、微小サイズで起きている原因で吸引力に差がでます。

noname#230358
質問者

お礼

後の先、アフターユー様はいろいろな事に知識が豊富で頼もしいです。非常に勉強になりました。有難うございました。

その他の回答 (4)

noname#230359
noname#230359
回答No.5

厚みと吸引力の違いについては「パーミアンス係数」でググってみたらどうでしょう。ちょっと理解が難しいのですが、磁石の形状効果について分かると思います。 等方性、異方性について、今回はラバー磁石と言うことで説明させていただきました。ラバー内の粉について説明させてもらっています。

noname#230358
質問者

お礼

サイトで「パーミアンス係数」を検索してみてみます。ご指導有難うございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

ほぼ出尽くしてるようですけどもう一つ質問者さんの勉強のお手伝いを。 「磁区」で検索してみてくだあい。 あらゆる磁石に共通しますが磁石は均一な構造ではなく、微小な磁石の集合体です。外部から観測される磁力はいかに内部の磁区を同じ向きに揃えられるかによります。

noname#230358
質問者

お礼

有難うございました。勉強になりました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

暇なので回答します。電池と同じように 積み重ねて直列になると電圧が上がるごとく、磁力が強くなります。 磁石の中に原子があって、原子核の周りを電子が回っているモデルで、電子を地球として 北極の向きがN極 ってわけです。したがって 磁極対はうんといっぱいあります。(原子の数ほど) さらにスピントロニクスとなると 電子のスピン(自転と味噌擂り)まで でてきます。 これはハードディスク関係でノーベル賞になりましたが、 機械設計ではあまり関係ないですね。こちらは電子の数かける2 

noname#230358
質問者

お礼

かなり分かってきました。ご丁寧に有難うございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

SmFeNに関わらず、磁石は形状により磁力が変わります。 単純な形状であれば厚みが厚く(N極とS極が離れる方向)なれば磁力が上がり吸着力も上がります。 また、等方性、異方性と言う区別があり、個々の磁石の粉をきちんとNSで並べた物が異方性で、バラバラのままの物が等方性です。 一般的に異方性の方が磁力が強くなります。 磁石はSmFeNであればその結晶構造により磁性(特に抗磁力)を発生させています。ラバー磁石などであれば磁石を粉にしてゴムに分散混合しております。その粉を作るときに等方性、異方性の違いがあります。一つの粉の一粒内の結晶をきちんと方向をそろえている物が異方性です。一粒内の結晶の方向がバラバラな物が等方性の粉です。また、ラバーをシートに成形するときに裏表方向にその異方性の粉をきちんと並べると異方性のラバー磁石が出来ます。異方性の粉を使っても、シート成形するときにきちんと並べなければ等方性のラバー磁石しか得られません。(フェライトなどは薄くシートにするだけで異方化しますが。粉が扁平なので)

noname#230358
質問者

お礼

非常に良く理解できました。haseg様のご解答の中にありました、(N極とS極が離れる方向)という御記載がありますが、小生基本的な磁石の構造が分かっていない為いまいちイメージがわきません。磁石の中はNとSが何個そんざいするのでしょうか?何個という表現も質問に合致しているかどうか分かりませんが、噛み砕いてご教示をお願いできないでしょうか?このエリアはお礼を言う所なのに、質問もしてしまい申し訳ありません。御忙しい所誠に申し訳ありませんが宜しくお願い致します。 何度もご回答有難うございます。勉強になりました。

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