Niめっき液のリサイクルについて

このQ&Aのポイント
  • ベーシックなワット浴で使用されるNiめっき液のリサイクル方法を検討しています。液の回収効率を上げた結果、液濃度が増加し、廃棄処分が課題です。
  • 組成は硫酸ニッケル、塩化ニッケル、ホウ酸などの成分が含まれ、光沢剤も使用されています。
  • 社内での回収リサイクル方法や、有価物として引き取ってくれる業者についてご教授いただける方を探しています。
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  • 締切済み

Niめっき液のリサイクル

弊社、Niめっきをしています。 近年の排水規制等を受け、めっき液の回収効率を 上げた結果、液濃度が増加し、抜き取った分の めっき液の廃棄処分を検討しています。 (お金を払って特管廃棄物として処理) 組成は、ベーシックなワット浴で 硫酸ニッケル、塩化ニッケル、ホウ酸 あと、光沢剤が添加されています。 できれば、社内で回収リサイクルしたいのですが、 何か良い方策をご存知の方、ご教授願います。 また、有価物として引き取っていただける業者はないでしょうか?

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

陽極効率>陰極効率の結果で濃度増加になるのですから、 陰極効率を向上させたいけれど、これ以上はもう無理なので、 陽極効率を低下させる方法になります。 そのために不溶性陽極を使用するわけですが、 一般的な白金電極やカーボン電極を使った場合、 光沢剤の分解を伴います。 よって、カチオン交換膜を使用した不溶性陽極を使用することで、 陽極効率を低下させます。 下記URLを参照ください。 http://www.tri.pref.osaka.jp/poster/2004/C-36.pdf http://www.tri.pref.osaka.jp/poster/2004/C-37.pdf

noname#230358
質問者

お礼

ご回答有り難うございました。 上記資料に関しては、以前に調査した経緯があります。 理論的な部分が発表されてから随分経つのですが、 現状では未だ運用実績が乏しいという部分で対コスト効果が 得られないのではないかという部分で見送った経緯があります。 現状、再利用の観点から検討を始めようと考えています。 硫酸ニッケルやホウ酸の粉末にできればベターなのですが... 色々と調査してみたのですが、廃液のリサイクルとなると 文献等はほとんどないみたいですね。 単純には活性炭濾過をして、補給用にすれば良いのですが、 社内では工程管理、及び品質上「使えない」となってます。 不溶性陽極法も選択肢の1つとして入っています。 現在は取り組む状況がそろっていませんが、機がくれば お世話になろうと考えています。 重ねまして、ご返答有り難うございました。

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