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ワイヤーボンディング・ステッチ部の強度について
- ワイヤーボンディングにおける信頼性評価方法としてプル強度測定を実施しているが、セカンド部の強度が満たされているか疑問がある。
- セカンド部の検証において、ステッチ周辺のワイヤーを引っ張ると切れるが、ステッチをめくるように引っ張るとセカンド部が剥がれる。
- 引っ張り方によって剥がれることから、セカンド部の接合箇所に問題がある可能性がある。キャピラリの打痕近辺部のみ接合しているのか、部分全体で接合しているのか判断が難しい。
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随分古い投稿ですので、今回答しても意味がないかもしれませんが、一応コメントさせて貰います。 テスト内容ですが、通常のプルテスト等であれば、MIL等に規定されている試験方法で問題ないかと思います。この場合、上記のような剥がし方はしないかと思います。 また、ピールテストを行いたかったのでしたら、これも、ピール角度が規定されており、90°でのピールと言う事になると思います。 文面から行きますと、180°に近い状態でのピールを行われているようですが、取引先からの特別な要望でもない限り、必要のないテストではないかと思います。 ただ、180°でのピールを行っても潰れ途中での破断を希望されるのでしたら、ヘロヘロさんのご回答を参考にされれば良いかとは思います。
破壊試験ですので一番弱い所から破断する為、基本的に強度としてある基準値を満たしていればどこから破断してもよいと思います。 但し、「セカンド部のみの検証」としていわゆる界面での破断が起こるという事は接合としてはおっしゃるとおり不十分であると思われます。セカンド部の接合箇所についてはつぶされている部分、つまりキャピラリのT寸法(呼び方は各社で異なる?)の箇所になると思います。 フェイス角0度で破断モード「E」が発生しているとなると部材異常、パラメータの設定が不十分であると思われます。「D」だとフェイス角を上げる手段があります。 アウトガスでの汚染の可能性は大いにあると思われます。 生材(オーブンを通していない)のもので確認するか、逆にプラズマ洗浄等をして付きが良くなるようであれば、それが原因であると判断できると思います。ちなみに酸化ではないと思ってます。
お礼
ありがとうございます。パラメータはパワー・加重・印加時間・温度とかなり振ってみましたが改善されませんでした。となるとおっしゃるとおり部材の方の問題でパッド表面(銀メッキ)に異常が生じているのでしょうか。 思い当たるのは前工程で銀ペーストの硬化をオーブンで行っているのですがダクトを設置していない為に揮発したガス等が悪さをする事ってあるんでしょうか。もしくは単に酸化して表面の条件が悪くなるのでしょうか。 何か経験上ご存知であればアドバイスをお願い致します。
お礼
回答ありがとうございました。MIL規格確認してみます。