無電解ニッケルメッキの影響について

このQ&Aのポイント
  • 無電解ニッケルメッキを行うと加工品の精度に影響がある理由を教えてください。
  • 無電解ニッケルメッキは加工品の穴や軸径などの精度に影響を及ぼします。その理由を教えてください。
  • 無電解ニッケルメッキによる加工品の精度への影響について詳しく教えてください。
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無電解ニッケルメッキについて

無電解ニッケルメッキを行うと加工品の精度 (穴、軸径など)に影響があると聞きましたが なぜでしょうか? お判りの方ご教授下さい。

noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.4

皆さんのお答えの通りなのですが、補足を。 無電解ニッケルメッキは、形状によらず均一につきます。電気めっきだと凸部は厚く、凹部は薄いという現象が起こりますが、めっき液が十分循環できるようであれば、膜厚の差はありません。 一般に無電解ニッケルめっきは、±1μmの誤差で施工できます。 また、めっきそのものは水溶液で行うため100℃以下の処理です。無電解ニッケルめっきは例外的に90℃付近でめっきを行いますが、この温度での素材の変形は生じないでしょう。無論、プラスチックなら話は別ですが。 無電解ニッケルめっきは、硬質クロムめっきの代替として利用されています。そのためには、めっき後の熱処理で皮膜の硬度を上昇させることが必須となります。このときの加熱条件は400℃で1時間(教科書的には)です。一般には300℃で1時間でも十分です。 この温度での素材の熱変形については、専門外なので判りませんが、別途調査ください。

noname#230358
質問者

お礼

詳しい補足ありがとうございました

その他の回答 (4)

noname#230359
noname#230359
回答No.5

 #3のものです。  kei-nksm様のお話を見て、至急当社のメッキ屋さんに確認をしました。  膜厚は基本的に均一でメッキ厚の±10%を誤差としてみてもらっている(実際はもう少し精度が良い)そうです。間違いを訂正させていただきます。  どうもむこうの営業の方の勘違いだそうで、技術の方に再確認したところkei-nksm様のお話どうりでした。ご迷惑をおかけしました。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

 基本的にはメッキ厚がつきますので、穴なら小さく軸なら大きくなります。めっき厚を管理して決まった膜厚をつけることが出来るのであれば、あらかじめその分を機械加工しておけばOKです。はっきりといえませんがメッキによる熱変形は考えなくて良いと思います。  しかしメッキ屋さんによるとおもいますが、当社の依頼しているとこは、「30ミクロン指定で-10+15ミクロンの誤差がでる。また均一でなくメッキむらも発生する」と聞いてます。はめ合い部の公差が厳しい場合はご注意下さい。→寸法公差=機械公差+メッキ公差となり機械公差が厳しくなります。  図面としてはメッキ前公差とメッキ後公差を併記するようにしています。  加工が厳しい場合は硬質クロム+研磨にします(コストUPにはなります)。また、防錆目的の場合はSUS材などにしてメッキをしません。外観上のメッキであれば、公差指定の部分のみマスキングしてメッキを付けない手もあります。

noname#230358
質問者

お礼

大変詳しくありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

電気を使用しない処理ですので、薬品液が浸漬する部分には、めっきが析出してしまいます。 寸法精度を維持したい場合には、 1.維持したい箇所をマスキング処理 2.めっき厚を見込んで機械加工をする などになります。 以上、ご参考までに。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

処理層は厚さがありますので、嵌め合せ部分などではきつくなります。その分を最初から見込んで製作しなければなりません。 装飾用の場合は特に問題ありませんが・・・ ご参考まで。

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