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空乏層のフェルミ準位

空乏層のフェルミ準位ってどういう定義で決められているんでしょうか? 電子の存在確率が50%の所がフェルミ準位という定義で考えればキャリアの存在しない空乏層ではそんなもの決められないとおもうのですが・・・

みんなの回答

回答No.2

半導体中のキャリアは濃度の高い方から低い方へ濃度を均一にしようとして拡散する流れが生じますが、空乏層に生じた内蔵電場によりキャリアを押し返す流れも同時に生じるため、空乏層にはそれらがバランスする状態に濃度の分布勾配が現われます。 下記リンク先資料に拡散流とドリフト流として説明されています。 http://www.phys.chuo-u.ac.jp/labs/wakabaya/lecture/applphys/2C_$5.1.pdf

回答No.1

pn接合の空乏層にはキャリアが存在しないように説明されますが、実際にはキャリア濃度の分布に勾配を持って存在していますので、フェルミ準位を定義することは可能です。

supertakeshi
質問者

補足

キャリア濃度の分布に勾配をもってキャリアが存在する?とはどういうことでしょうか 空乏層にもキャリアが存在するということでしょうか? 教えていただければ幸いです

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