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続、2変数関数の極限

oodaikoの回答

  • oodaiko
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回答No.12

oodaikoです。相変わらずお騒がせしております。今日気がついたのですが rabbieさんの回答No.5は一般のKに対する証明をしようとしたものではなく、 K=0の場合についてのものでしたね。それならばこれで証明になっています。 つまりrabbieさんが証明した命題は 関数f(x,y)が (a)  y/x → 0 としながら,x,y → 0 (b)  x/y → 0 としながら,x,y → 0 (c)  y/x → a (ゼロでない定数) としながら x,y → 0 としたとき、いずれの場合でも0に収束するならば (x,y)→(0,0)とした時のf(x,y)の極限値は存在しそれは0である。 というものであって一般の実数に対するものではなかったですね。 つい一般の実数に対するものと勘違いしてしまって失礼しました。 また >(*)rabbieさんの回答ではこの段階で「この{A_n}はsiegmund条件(a)(b)(c) >を満たさないから証明できた」としていますが、先に書いたように siegmund条件(a)(b)(c) >の否定はそう単純なものではないので、まだこの段階では証明は終了しません。(*) なんて書いてしまいましたが、良く考えるとこの段階で{A_n}は"siegmund条件(a)(b)(c)" を満たさない例になっていました。これも私の早とちりでした。 また一般の実数Kに対してもrabbieさんの証明で |f(*)|> ε と書かれている部分を |f(*)- K|> ε と書き直せばほとんどそのまま通用しますので、本質的にはrabbieさんの証明で完了です。 と、いうわけで改めてもう1度 <rabbieさんのNo.5の回答について。 いや恐れ入りました。完璧です。 ********************************************************************** なおついでに >(*1)(*2)の証明はほかの人に譲ります ということなので、この部分を補足しておきます。 実はこの部分がrabbieさんの証明のポイントであり、またこの命題が成立する 理由の本質的な部分でもあります。 〈(*2)の証明((*1)の証明も兼ねています)〉 [0,2π)を長さπである2つの集合T_{01}とT_{02}に分割する。 (具体的にはT_{01} = [0,π) , T_{02} = [π,2π)です) {θ_n}は無限集合だから、T_{01}とT_{02}の少なくとも一方に{θ_n}の無限部分集合 (つまり部分列)が含まれる。 いまT_{02}をそのような集合とする。T_{02}から適当な点を1つ選びそれをθ'_0とする。 次にT_{02}を長さπ/2である2つの集合T_{11}とT_{12}に分割する。すると同様に T_{11}とT_{12}の少なくとも一方には{θ_n}の部分列が含まれる。 T_{12}をそのような集合とし、T_{12}から適当な点を1つ選び、それをθ'_1とする。 (ただし θ'_1=θ'_0 であっても構わない)すると |θ'_1- θ'_0 |< π である。 以下同様の操作を行なうと |θ'_{i+1} - θ'_i |< π/ 2^i となるような{θ_n}の部分列{θ'_i}をとることができる。 ところで{θ'_i}はコーシー列である。すなわち |θ'_i - θ'_j |→0 (i,j→0) である。よって実数の完備性より {θ'_i}はある実数αに収束する。 θ'_i ∈ [0,2π)だから α∈ [0,2π]である。                ■

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