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タイ・トゥクトゥクって未だに現地人の足?
タイ・トゥクトゥクって未だに現地人の足として使われてるのでしょうか?観光目的でしょうか、白人が乗ってるのしか見ない気がするのですが。
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この数年停滞気味とはいえ、10年のスパンでみれば、タイ人の生活水準は確実に上昇し、所得水準も可処分収入も大幅に増えているように思います。そのため、中国人ほどとは言えませんが、タイ人にとってあこがれの地である日本を旅行する人間も多くなり、先日秋葉原のヨドバシカメラで、タイ語の案内放送が流れたときは、少々驚いたほどです。 自家用車の保有も増加し、この程度の生活水準の人がと思う人が、自家用車を所有していることが多々あります。昔の日本でもありましたが、車の所有がステータスであるようですが、車の増加に比較して、バンコクの道路事情が改善されないことが渋滞の一因にもなっています。 そんなバンコクでの現地人の移動手段は、運転手付き自家用車(ボートを含む)、自己運転の自家用車(ボートを含む)、BTS・メトロ、メータータクシー、メーターなしタクシー、トゥクトゥク、*ソンティオ、バイクタクシー、タクシーボート、定期ボートなどです。 バンコクは河川・運河が縦横に走っている都市なので、水上交通が発達しており、渋滞の影響も受けづらいので、近年利用者が増加しているとされます。個人的には、王宮周辺からヤワラーに行くときには利用します。 さて、陸上交通ですが、バンコクの道路は大きい道がまずあり、そこからソイと呼ばれる枝道が出ています。さらにソイから孫道とも言える小ソイが出ている構造になっています。広葉樹の葉っぱの葉脈のような構造です。例えば、スクムビット大通りは大きい道にあたりますが、北側には奇数番号を振られたソイがあり、南には偶数番号を振られたソイが伸びています。トンローという道があり、沿線には日本人も多く住んでいますが、これは正式にはスクムビットのソイ55で、スクムビット大通りから北上し、ペプリ・タットマイ大通りに抜けています。このトンローからは西側にトンロー1から奇数番号の、東側にはトンロー2から偶数番号の小ソイがつくられています。ソイの多くや小ソイの大部分は、行き止まりで、BTSはおろか一般的なバスも通っていません。トンローですが、一般的なバスはなく、コミニティーバスのような巡回バスが通っているだけです。いまは普通のバスですが、一昔前は、ソンティオ型の赤いバスだったように記憶しています。 大きな通りでは、BTSやサブウェイが通ったり、バスやメータータクシーの世界です。ところがソイや小ソイは別の世界が広がっています。ここにタイ人の歩くのが嫌いという気質が色濃く出ます。少しの距離でも歩かず、より快適で手近な交通機関を利用しようとします。小ソイは道が狭く、行き止まりなので、バスはおろかタクシーも入りづらいので、歩くより快適なバイクタクシー(バイタク)を中心に、時にトゥクトゥクを利用します。それに対応して、小ソイの入り口や、行き止まりの周辺でバイタクやトゥクトゥクが客待ちをしています。時にはそれらが、ソイを超えて大通りを通って遠方に行くこともあります。朝、道を児童・生徒を乗せたバイクを多数見かけますが、このほとんどはバイタクを使って通学する姿で、家族が送迎する姿ではほぼありません。雨の日は、コンビニで20Bほどのレインコートを買うか、*トゥクトゥクを使うか、ソイでメータータクシーに乗り換えるかするようです。意外にバイタクも利用されていますし、トゥクトゥクも同じようにそれなりに利用されています。 これに対してソイは、多くがBTS・メトロが通っていませんが、それなりの道幅を持つものが多いので、メータータクシー、トゥクトゥク、ソンティオ、バイクタクシーの競合の世界です。ソイから駅やバス停まで、逆に駅やバス停からソイや小ソイに客を運びます。さらに、ソイを超えて他の地区へ客を運んだりもします。ソンティオなどは、BTSや一般バスがカバーしていない部分を定期運行したりしています。ですから、駅やバス停の周辺、特にソイの入り口近くには、バイタクやトゥクトゥクが客待ちして停車する一角が良く見かけられます。マーブンコーン近くのナショナルスタジアム駅の下を見ると、よく客待ちしています。ここは、外国人がほとんど利用せず、現地人が主です。 このようにバンコクでは交通機関の棲み分けがされています。しかし、降雨、深夜となると変化します。メータータクシーが払底しだし、メーターではなく交渉制を持ち掛け、つまり、料金を吹っ掛けだし、さらに深夜になるとバスも減少します。そうすると、バイタクやトゥクトゥクが大通りに進出してきます。タイ人に対しても、メータータクシーでさえ、通常料金の1,5ほどには吹っ掛けてきます。外国人とみると2,3倍には吹っ掛けます。ソイジープンと言われるタニヤ通りのシーロム側の出口あたりには、日中でもバイタクやトゥクトゥクが客待ちしていますが、深夜(特にBTS終了後)ともなると一挙に数を増やします。日本人を主とする外国人だけでなく、タイ人も良く利用しています。 これが、バンコクの交通状況ですが、確かにトゥクトゥクは以前に比べて、だいぶ減少しているように思います。タイ人の所得水準も上がり、金額は高くともより快適なメータータクシーにより駆逐されつつありますし、バイタクにも現地の客を奪われている面も見られます。しかし、ソイや小ソイの世界ではまだまだ利用している現地人もあります。また、観光地でもそれなりに需要があるようです。しぶとく生き抜いている状態なのかもしれません。 *ソンティオ=1トン程のトラックの荷台に上部と左右の途中まで幌をかけ、荷台の左右脇に長椅子型の座席を設け、荷台後部の幌の垂れは通常巻き上げ、出入り口としてとした自動車。 *トゥクトゥク=降雨時には、座席の左右と後部に、透明で厚手のビニールを垂らし、雨をよける工夫をした車が増えてはいますが、それでも雨は吹き込みます。雨が上がると、ビニールは巻き上げられます。トゥクトゥクもそれなりに進化しているのかもしれません。なお、トゥクトゥクがしぶとく生き残っているのは、メータータクシーに比べ、賃料が格段に安いことも要因の一つと言われています。また、バイタク並みに小回りが利き、タクシーやバスを追い越し、隙間を縫って渋滞を進むところがタイ人の気質に合致している(合っているのかは保障の限りでは限りではありません)と言う日本人もいます。 長々と書きました。参考まで。
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- 441moe
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今年3・4月ですがまだまだ健在です。 見る限り完全2極化してるようです。 庶民の足。 市場、学校では6・7人乗りや荷物満載状態良く見ます。最高8人乗り見ました。 観光客向け雲助。 観光地、ショッピングモールで見かけます。 白人メイン、アラブ・インド系少々。日本人らしき人は0でした。 白人女性客に2千バーツ要求してるの見ました。バンコクからコラートまで4千バーツと言っていたので多分相場の数十倍でしょう。 タイが面白いのは、観光客つかみ損ねた運転手が、数人の地元民と荷物満載で走ります。 日本人はタクシーの方が結局安いので乗らないようです。 コラートでは観光客少なくボラないようです。 一度だけ乗りましたが、安かったです。杖忘れたので、運転手が探しに来ました。 女性運転手に宿まで遊びに来いと言うと本当に来ました。 地方では昔のトゥクトゥク残っているようです。
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ぼったくりもあるんですね。白人が乗ってるのは見ますね。
- rainyweather
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メインの交通手段ではないけど、いまだにあるっていう程度みたいです。
お礼
そうなんですね。
- OnePunchMan
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タイでは現在は、観光客相手に利用しているのが、大半だそうです。 因みに私の住んでいる地域(愛知県)の人が、トゥクトゥクを買ったらしく、どの様なルートで購入したか解りませんが、たまにその家の前に置いてありました。 因みにトゥクトゥクのスタンダードモデルのエンジンはダイハツ製だそうです。 トゥクトゥクに乗ってみよう! バンコクナビ http://www.bangkoknavi.com/special/5038916 タイのトゥクトゥク輸入専門店 http://tukx2.com/
お礼
誤解すると言うか、今でも現地の人の足だと言うように書かれたガイドブックも多いですよね。
>未だに現地人の足として使われてるのでしょうか メータータクシー登場以来、現地の人の利用は激減しました。メータータクシーの方が料金も安く、快適だからです。 でも、まだまだ現地の人の大切な足す。タクシーでは断られる荷物(荷物が多いと断られる)があるときなどはトゥクトゥクです。市場周辺にいるトゥクトゥクは、こういった人たちの大切な足なのです。 バンコクの高級コンドミニアムで、居住者専用の無料送迎に使われている例もあります。 また、タクシーが無いような田舎では、やはりトゥクトゥクです。
お礼
足にもなってるんですね。
- 96megabrown
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ほぼ観光目的ですよ。 日本人を含むアジア人も乗ってるから。 想像で言わないように。
お礼
白人が乗ってるのが目立つということです。
お礼
色々な乗り物があるんですね。船は確か安全性確保のためだと聞いたことがあるんですが、主に日が沈むまででしたよね。