- 締切済み
一人娘、土地の相続について
まず、背景を書かせてください。 38歳既婚、主人も同い年、3歳の娘が一人います。 5年前に結婚し、検査で主人に問題があり不妊治療なしでは子供は望めないことが分かり治療開始、すぐに娘ができ出産。最近、2人目を望んで治療を再開しましたがなかなかうまくいかず、そろそろ区切りをつけようかと思っている所です。 主人は千葉の片田舎の本家長男です。田舎ですがかなりの面積の土地を持っています。今はそこに義両親と彼の姉が住んでいます。私は隣県に実家があるので実家どうしは車で40分ほどです。数か月に一度、互いの実家に顔を見せに行ったりはしています。(車で2時間位) 主人はサラリーマン。就職と同時に実家を出て、ずっと一人暮らしをしてきた末、結婚後、転勤先に付き添いながら、今は東京に落ち着いています。転勤族なので今後もいずれ転勤はあると思います。仕事にはやりがいを感じているようで、定年まではしっかり勤め上げる気持ちでいます。 結婚する時、主人と話していて、「定年までは今の会社でしっかり働いていくつもりなので、実家に戻るつもりなどはない。が、老後いずれは実家に戻りたい」と聞きました。 私は同居はしたくないと言いましたが、敷地面積がかなりあるので敷地内に別の家を建てて住む、などなら良いと言いましたし、主人もそれは了承しました。私自身の実家も近いところになるので、主人の実家の敷地に住むことは、そこまでいやではありません。 先日、娘がこのまま一人っ子だったら・・・という話になった時に、主人がふと「そういう家では婿養子をとることもあるみたいだねぇ」と言いました。私はそれを聞いて、 まさか娘にそうさせるつもりなのかと思い、とても不安になりました。なりましたが、その場では何も聞けませんでした。 少し話がそれますが、私は主人と結婚する以前、別の人と結婚が破談になるという経験をしています。その理由は、相手が家業の跡継ぎで、見合いでないと結婚はさせないという考えの家だったことです。詳細は割愛しますが、本人同士の感情以外のことで破談になるという経験をしているので、娘には、そのようなことには絶対になってほしくない、女の子だし、せめて私たちは何の責任も負わせず自由に好きな人と一緒になってほしいと心底思っています。 不安な気持ちがぬぐえなかったので、あとから主人ともう少し話をしました。 すると主人は 「娘は、ほんの数十年前だったら、生まれなかった子供だ。そもそもは自分達の代で終わっている可能性が高かった。俺に問題があって、でも最先端の技術があって奇跡的に生まれて来てくれた。生まれてきてくれて、無事に育ってくれているだけでどれだけありがたいことか。将来、土地がどうとか、そういうことは2の次3の次の話だし、娘が幸せになってくれるように今頑張っているのは俺も同じだ。君(私)の過去の経験から思うことも、本当によくわかる。 ただ、じいちゃんの代から大事に受け継いでいるものもあるし、それを無視はできないと思う。娘はその土地で育つわけでもないし、今後も住むことはほとんどないから、愛着を持つなど無理なことだと思うが、じいちゃんの話とかはしていきたいと思うし俺は受け継いだものはそのまま子供に渡したいとは思う。そこに住まなくても、お金にして相続する方法もあるし、それは今考えることではない。」 というようなことを言いました。 確かに主人は、治療をしないと子供が望めないと分かった時、ちょうどお盆だったのですが、「子供を作って繋いでいくことだけがご先祖を大事にすることではない。ご先祖に恥じない生き方をすることが大事だ」と言い、治療についても私の身体を案じてむしろ消極的でした。 一見、主人の考えも全うだし何の問題もないように思えると思うのですが、私は、それでもやはり、折に触れて主人から、 土地への気持ちはかなり大きいものであると感じるのです。それをうまく言葉にすることはできないのですが。 (ちなみに主人の両親は正反対で、とても現代的と言いますか、「好きにしたらいいい」というタイプです。同居もどちらかというと、こんな不便なところには住まない方がいいと言っていました。治療をしないと子供ができないとなった時も、「どうしようもないことというのはあるし、無理をする必要はない」と、治療しなさいなど一言も言いませんでした。) 今後、主人が折に触れて(実家へ行ったときなど)娘におじいさまの話や土地の話をしたりして、もし娘が「私がこの土地を守っていくことになるの?」と思い始め、 それが足かせになって嫁に行くことができなくなってしまったらどうしよう・・・ というのが私の悩みです。 主人はそういうつもりなく、ただとつとつと話したとしても、娘にとっては負担ということもあると思うのです。 友人に話すと「そんな、娘さんだって意志ある女性に育っていくわけだし、そんなの親が何を言ったって娘さんは自分の人生自分で決めるわよ」と言うし、私もそう思います。 でも、子供というのは心のどこかで、”親の思っていることは大事にしなきゃ、かなえてあげなきゃ”と思うものだとも思うのです。(私自身がそうだからというのもあります) 片田舎ではありますが、土地の面積がかなりのものであることも不安要素です。 少し車を走らせればショッピングモールもあるようなところですが、人口そのものは減っている地域です。 私は土地の相続については最近、心配になって調べ始めたところなのですがまだよくわからず、娘にとって負債になるのではと気になっています(そもそも、主人がその辺は考えてくれるはずですが。)まだ主人すら相続していないこの時点で心配しすぎだというのはあまりに早計だとわかっています。でも、心配が拭えないので相談させていただきました。 主人は優しく相談もできる相手ではありますが、あまりにこのことについて何度も話すのも、なんだかネガティブな気持ちばかりが伝わってしまいそうで躊躇してしまいます。 受け継いだものを残していこう、というのは、そもそもは親として素晴らしい気持ちだとは思うからです。ご助言いただけますと幸いです。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- terepoisi
- ベストアンサー率44% (4090/9254)
一人娘となると心配事は尽きない、と思いますが それは今すぐに決めてかかることではないと思います。 いろいろ仮定で考えることは出来そうですが、 ご主人の意向が固まっていない、わからないうえに今後どのように変わるかさえわからないでしょうし ご主人側の相続問題が起きてもいないうちはただの取り越し苦労です。 将来娘さんの足枷になる、というご心配もわかりますが それは母親である貴女の考えでしょう。 どんなにしてもそうなるというのであれば その価値観をそのまま押し付けるのは賛成できません。 貴女がそうだったのであればそうならないよう、きちんと自己決定できる 大人に育てることが大事ではないでしょうか。 娘さんがひとりっ子という環境は変えられませんから 将来、娘さん自身の意思で進路や人生を決められるように してあげることを優先してはどうでしょう?
- yuchy0527
- ベストアンサー率15% (3/20)
私はあなたとは逆の立場です。母と自分の配偶者,娘と息子が1人ずついます。やはり父が受け継いできた土地や自宅をどうしていくかということを考えています。たまたま近いうちに今持っている家や土地の多くを公共事業によって収用(買収)される予定で,新しい家をどのように作っていくかなど,考えています。子どもは二人とも独身,一人は家から地元の企業に通っていて一人は東京の企業に就職し,こちらに帰ってくるのかはわかりません。二人とも成人しているので成り行きに任せることにしています。 連れ合いの実家は最近お母様がなくなり,連れ合いの弟さんが相続しました。お母様はいろいろ考えていたようですが,結局弟さんが思うようにしているようです。弟さんには娘さんが一人だけですでに結婚しています。でも,娘さん(とそのご主人)に任せているようです。 あなたはご主人と一家の生活を優先して考えればいいのだと思います。娘さんは成人した後でそのときが来たら自分で考えるのだと思いますよ。選択肢を多く残してあげるのは一つの思いやりだとは思いますが。
まず、他にも回答はあると思いますが 義実家の不動産相続はご主人だけが相続するわけではないです。 ご主人の姉君がおられますよね。 姉君とご主人とでどういう相続の仕方をするかが、 この話の前提条件です。 いくらご主人が相続は(長男の自分が)全部引き継いで やがては娘に・・というのは願望はそうであっても、 もっとじっくり考えるべきだと思いますね。 私もほぼ同様の経験を持っていまして、父方の実家と土地(古民家です)を 所有しています。かなり田舎の農村部です。所有しているだけでは 意味がないので、自治体の「田舎暮らし希望者」向けの物件登録をして いますが、いまだ売却には至っていません。 劣化はするし、劣化するに従って売却価格を下げなきゃならないしで、 正直言って「負の遺産」です。土地も雑草が生えますし、都会暮らしじゃ 必要のない草刈り機購入だとか除草剤とかお金がかかります。 父の死後(祖父母はかなり以前に逝去)、父の兄弟姉妹とその田舎の 不動産の相続について私が話をしました。 祖父母逝去後、ずっと兄弟姉妹の持ち物扱い(誰かの名義に移転登録 していなかった。共同名義状態)でしたが、実行支配していたのが 私の父母だったのです。長男ということもあり、優先的に利用していた、 とも言えます。 これが大きな間違いで、誰も居住しないような家・土地は「値が付くうち」、 「傷みが進まないうち」に第三者に売却するのが最も良い解決策です。 所有すればするほどマイナスです。 現在同居されている姉君はどうするのか?という問題はありますが、 仮に誰も住まない状況になって娘さんが相続したとなると、 固定資産税だとか空家対策とか大変ですよ。田舎だったら野生化した アライグマ、ハクビシンなどの獣害は確実にあるだろうし、 屋内を荒らします。それの対策にもお金がかかります。 土地と書かれてありますけど、家は解体して更地に・・それで土地のみを 所有していくとかなれば、それこそ固定資産税がハネ上がります。 」今の世の中の空き家問題がここにあって、家が建っているから固定資産税は 安く抑えられますけど、解体してしまうと土地の税金が最大6倍まで 上がるんです。それが皆嫌だから、空き家にして放置しているんですよね。 また居住の実態がない状況で家を売却するのも3年以内です。 それを超えると家屋不動産売却時に譲渡所得税がかかります。 その課税がかからないのが3年未満なわけで、 確か家屋が3000万円までは非課税だったと思いますけど、 これが3年を超えると例え100万円で売却出来しても20%(だったかな?)の 譲渡所得税がかかります。 養子を取ることになるとか、嫁に行くとか、正直言って 現段階でそこはどうでもいい話です。姉との相続を調整した上で、 まずは誰の名義になるかを確定し、ご本人がどうしたいかを 娘さんと話をすることです(といっても幼い子供には何のことかさっぱり 分らんでしょうけど)。 私が言いたいのは、ヘタに田舎の不動産なんて相続してしまうと 後の代、そのまた次の代の相続権利者には確実に不良債権化する ということです。もちろん相続税が高額過ぎて払えないほどの資産 だったら別ですけど、いざとなったら手放せばいいという程度の 不動産は、いざとなっても売れない(買い手がない)ものです。 田舎暮らしに憧れのある人もいるのは確かですけど、だからといって そう簡単に売却なんて出来ません。たいていは金のない若者が「格安物件」を 探しに来るか、リタイヤした初老の夫婦が都会の家屋なみの綺麗なリフォーム、 リノベーション済みの物件を買うかの二者しかないのです。 現実は厳しいですよ。田舎の物件なんて売れませんから。 という現実を見据えて、娘さんが将来困らないように処置するのも 親の務めだとは私は思いますよ。引き継がざるをえなかった私が 今苦労していますから。仮の話で、姉も相続してその義理実家に 一人で住まうことになり、その姉が、そしてご主人が逝去されたら・・ 誰が相続人になりますか?広い土地にあなた方夫婦の家屋と 姉名義の家屋がおそらく娘さんに相続されることになります。 そんな負担を子供に押し付けられますか? 受け継いだものを残す・・それは一見意義ある、価値あることの ように思えますけど、それはなにも物件という形のあるもので なくていいはずです。少子高齢化も進み、人口も減る。都会でも空き家が 増えるのが分かっているのに、あえて田舎の不動産を残すというのは 本当にリスキーですよ。つまり売るにしても需要がないのです。 質問文には書かれてありませんでしたが、田・畑はあるのですか? 地目登録上、田・畑は基本的には売買不可なんです。 畑も田んぼもやらないのに、そんな土地を相続したら大変ですよ。 気持は分かりますが、理想と現実をよく調べた上で判断する問題ですよ。 娘さんがそこに住むならいいですけど、別に居を構えてなおかつ実家の 不動産を所持するようなことは無駄以外ありませんし、将来にわたって 大きな負担になります。 娘さんに残すことがもとで嫁に行けない・・考え過ぎとも言えますけど、 こういうのに敏感な親御さんのいる相手だと、それもあり得る、と私は 思いますね。悪いことは言いません。この相続問題は、ご主人とあなた プラス姉君の代で解決し、終わらせることです。負の遺産を背負わせて 嫁がせるわけにはいかんでしょうから。
- fjdksla
- ベストアンサー率26% (1812/6770)
娘さんを立派に育てれば、それだけで良いのでは? いま悩んでいる事なんて子どもが育っていく中では何も問題になりません。 子どもが育ってどうしたいか?は子ども自身が決める事です。 それよりもそんな些細な事でこれほど長文を書く貴方の事が心配です。 子どもは親の望むように育ちません。 子どもは親の様にそだちます。 貴方が子どもの将来を心配する気持ちは分かりますが、 まだその子どもがどんな道に行くかも分からないのにその土地に住むか?なんて分かる訳ありません。 そんな事を今から死ぬか生きるか?ぐらい心配するなんて・・・笑ってしまうほど心配性ですね。 そんな心配性が子どもに移らないか・・・が心配です。
- 177019
- ベストアンサー率30% (1039/3444)
貴方の友人の言うように「娘さんだって意志ある女性に育って行く、自分の人生の中で決めて行く、」私もそう思います。最近では田舎暮らし、古民家ブームで移住者に町が援助したり、リホームの一部を負担したりして過疎化を防ぐために予算を組んでいる町が多いように思います。又義両親が亡くなれば別にそこにすまなくても、リホームして町に委託すれば借家として住んでくれる人を探してくれますし、仮にご主人が相続しても家賃は入って来るので、「固定資産税」などは払えると思います。町側と相談して色んな古民家としての活用法を考えても良いのではと思います。
- go_hidego
- ベストアンサー率22% (120/538)
まず相続に関してですが、ご主人が全てを相続するわけではありませんよね。 順番に言えば、ご主人のお父様がお亡くなりになって、配偶者様とご主人と ご主人の姉の三人で相続する事になります。 この時点でご主人は法定相続であればお父様の財産の25%を相続します。 お母さまが50%お姉さまが25%の相続です。 ただ何を相続するかで将来娘様が相続する物が違ってきます。 土地に関しては普通は配偶者であるご主人のお母さまが相続をするでしょう。 次にお母さまがお亡くなりになったら以前に相続した50%をご主人と お姉さまとで相続しますね。この時に土地をどのように相続するかで かなり変わってきます。 ただ、ご主人が長男で後継ぎというのは変わることが無いのですから 娘様にどのような相続をさせるかはご両親のどちらかがお亡くなりに なってから考えても遅くはないでしょう。 ご主人が相続をすれば配偶者である質問者様も相続人になるわけですから 娘様だけの心配はする必要はないと思いますよ。 ご主人が亡くなればご主人のご実家とは縁は切れるわけですからね。 ただ土地だけが残るのであれば売却してお金にするもよし、賃貸物件を 立てて、賃貸収入を得て生活の基盤を作るのも良いかと思いますよ。 何事も早いに越したことはありませんが、質問者様も場合は早すぎます。 もし娘様に負債になるとなれば質問者様にも負債になるのですから そういう時には財産放棄すれば良いのではありませんか。 必ずしも相続しないといけないわけではありませんからね