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ゆうちょ銀行の口座番号について
ゆうちょ銀行にATMから振り込む際の記号は5桁+8桁の番号から構成されているかと思うのですが、たとえば01234-********という番号に振り込む際に支店名は129という具合に独自のルールで決まりますよね? これは純粋な疑問なのですが、なぜゆうちょ銀行はこのような独自のルールにしたがって支店名を指定しなければならないのでしょうか?番号でも記号でもなんでも良いのですが、5桁なら5桁で"01234"といったように全てを支店名にしてしまった方がシンプルなのではないかと思うのですが。何か理由をご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけますと幸いです。
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>なぜゆうちょ銀行はこのような独自のルールにしたがって支店名を指定しなければならないのでしょうか? 全国銀行協会によって「銀行番号は4桁の数字、支店番号は3桁の数字」と決まっています。 郵便局が民営化する前の「ぱるる口座」や「一般振替口座」は「銀行じゃない」ので「銀行番号は4桁、支店番号3桁」などという「縛り」はありません。 「支店」という考えもありません。一ヶ所で一元的に管理していました。 そういう状況で「民営化」により、郵便局の貯金行務は「一般の銀行に格下げ」になり「ぱるる口座」や「一般振替口座」を一般の銀行と同じように「支店単位」で管理しなければならなくなりました。 そして、一般の銀行と「共通の方式」で口座情報のやり取りをしないといけなくなったので「銀行番号は4桁、支店番号は3桁、口座種別は1桁、口座番号は7桁」などの「お約束」も守らなければならなくなりました。 で、支店番号は「3桁の数字」ですから、支店は999店しか作れません(000は使用しないので、001~999の999個。但し、何を間違ったか、鹿児島銀行の「本店営業部」だけは、支店番号が000になっています) >5桁なら5桁で"01234"といったように全てを支店名にしてしまった方がシンプルなのではないかと思うのですが。 「記号」の部分の5桁は「0***0」か「1***0」ですから、そのまま5桁にすると「2000個の支店が必要」になります。 しかし、全国銀行協会によって「支店番号は3桁の数字」と決まっていますから「そのまま5桁」では支店の数が足りなくなります。 なので「判りやすい変換ルール」を作って「記号の5桁を、支店番号の3桁に変換する」ことにしたのです。 銀行協会の「支店番号は3桁の数字」という決まりは変えられないので「じゃあ、支店番号の3桁の数字を、そのまま支店名にしてしまえば判りやすい」と言う事で「一九八店」などのような支店名になっています。 それに「一般銀行と口座情報をやり取りする際は、支店名を15文字のカタカナにしないといけない」ので、5桁の数字を支店名にしてしまうと「イチキュウキュウナナセ゛ロ」などのように長くなってしまい、15文字では足りなくなる可能性がありますので「一九八店」のように3桁の支店名にしてあります。 また、一般のお客さんが、書類などに支店名を漢字とカタカナで記入しないといけない場合もありますから、短い名前の方が便利です。
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- mimazoku_2
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その辺は、コンピューターの扱えるデータの種類に原因があると思われます。 コンピューターの扱える文字は、現在のPCだと、フォント次第でどうにでもなりますが、金融系では80文字セットですし、日本では128文字セットが使われています。 その限られたシステムの中で、支店と口座番号などを一元化したコード体系で、しかも少ないデータ量で確実にかつ、高速にデータ転送する必要があったと思われます。 そこで、出てきたのが、その面倒な指示方法になったのでしょう。 支店名などは、端末に対応表をデータベースで持たせておけば良く、例えば123=OKwave支店としておけば、表示上は「OKwave支店」ですが、中身は、「123」です。 そこに口座番号7桁を足せば、10桁の数字と入金、出金のコードと金額の数字や制御コードで済むので、実質的には数十バイトのデータ量で事足ります。 また、デジタル通信回線は、データ量に制限がある事も、見た目に面倒な手法になったのでしょう。(データ量の制限は、総量ではなく、1秒間のビット数) 後は、エラー訂正コードの付加や、システムチェックを加えれば、ほんの数十秒での入出金ができあがってしまうのです。 我々としては、それが「普通」となっています。 文字コード(参考) http://www.shuiren.org/chuden/teach/code/main3.htm
ゆうちょの中だけならば、記号(1****)-番号(*******1)だけで事足りますが、他の金融機関とのやり取りではそんな独自ルールは通用しません。 ※記号の始めが「1」、番号の終わりが「1」なのは一般の人が多く使う通常貯金のルール なにせ長いこと国営で特別で他とのやり取りなんかなかった独自ルールですから、他社をそれに倣わせるのは無理がありすぎるんですよ。 そこで、一般の銀行が多く使っていたルールと合わせればよかったのですが、全部変えるとなると手間や費用が莫大で時間もありません。 そこで、独自ルールをアレンジして他社で使っているルールに準じたのが3桁の支店名(支店番号)です。 国営時代からの遺産をそのまま使い続けながら他社ともやり取りができるようにするために必要なルールだったのですよ。 変えるのには莫大なお金と相応の時間がかかるんです。
- natsuanko
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異なる金融機関の間でやり取りするには、一定のルールが必要になります。 そのルールを定めているのが、全銀協(全国銀行協会)です。 全銀協では、銀行コードは4桁、支店コードは3桁、口座番号は7桁と言うルールを定めています。 また、個々の銀行の銀行コードの値も定義しています。例えばみずほは0001、ゆうちょは9900と決められています。 他金融機関からゆうちょの口座に振込むためには、ゆうちょの支店コード、口座番号がこの全銀協のルールに従う必要があるため、記号、番号から3桁の支店コードと7桁の口座番号に置き換えています。 他の金融機関は、元々この全銀協のルールに則った支店コード、口座番号になっているので特に置き換える必要が無いのです。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 返信が遅くなり大変申し訳ございません。 ご説明していただいた内容、大変よくわかりました。 郵便局側が銀行側のルールに合わせるために、現行の口座番号に独自の変換方式を採らねばならなかったわけですね。勉強になりました。 皆さんのご回答拝見して、どれも納得のいく回答であり甲乙つけがたいのですがご回答が早かったchie65535様をベストアンサーとさせていただきます("暇なときにでも"と言っておきながら申し訳ありません)。