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大人の発達障害とは?
- 大人の発達障害について疑問を持っている男性の特徴や行動について説明します。
- 大人の発達障害は、落ち着きがなくいつもガサガサと手足を動かしたり、座り直したりする行動がみられます。また、短気で融通がきかず、話し方が怒鳴っているような威圧感があります。さらに、飲み会ではお酒を飲み過ぎてべろべろになり、奇声をあげたり不可解な動きをしたりします。
- 大人の発達障害は、仕事や人間関係において問題を抱えることがあります。周囲から敬遠されたり、仕事の能力が低いと思われたりすることがあります。また、発達障害の診断はネット上ではできませんが、その症状について知識を深めることで理解し、我慢するためのヒントを得ることができます。
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仰る通り、ネットでは例え専門医でも当事者と対面なくして診断は出来ませんし、一般人なら尚更ですよね。 一般人の私が、ざっと拝見しただけでも、その男性について書かれた記述には、ADHD、アスペルガー症候群(※近年、DSM-5ではこの名称をなくし、「自閉症スペクトラム」に統一されています)、トゥレット障害、LDが連想されるような事柄が随所にあります。 ADHDに類似した発達障害は幾つもあるし、合併することもあるので、その男性は、もしかしたら発達障害が幾つも重なっているのかもしれません…。 でも、だとしたら、当人が一番大変なのではないですか。 発達障害は生まれつき、もしくは幼少時の脳疾患の後遺症でなるのですから、これまで歩んできた歳月とほぼ同じ長さの日々を、その人は発達障害とともに生きて来られたのですから。そこまで濃いキャラクターなら、「なんで空気が読めないんだ!」とか、「堅物!」とか「騒々しい、少しは大人しくできないのか!」と様々な人に叱責されたのだろうと思います。 男性は、それらのことを自分で直そうとしたことが一度もないなんてことはないと思いますよ。だけど、本当の発達障害の場合、程度が重ければ重いほど、自分や家族だけでは直せないし、定年間近という年配者なのだから、尚更にその男性が働き盛りだった時代には発達障害という概念は社会に浸透していなかったので、男性も、家族も、周囲の人たちも「あれは癖だから。ああいうキャラクターだから」と考えるよりなかったのでしょうし、最初の頃は口を酸っぱくしてたしなめて来た人たちも、遠くから生暖かい目でみるよりなかったのでしょうね。だから、男性は今の若い世代にも、自分のことは生暖かい目で見て欲しいと思っている可能性が高いし、おそらくそうなのだろうと思います。 発達障害の治療というけれど現状では完治はないし、これを書いている私も、その男性に対して「なおす」の字を「直す」なのか「治す」なのか迷うところですが、発達障害とはその人にとっては強固な癖のようなもので、性格と結びついてしまっている面が大きいので、敢えて男性には「直す」の文字を当てています。自分で真剣に、強く意識しない限り直らないし「直そうとしない限り治るからは程遠い」それが発達障害なのですよね。 そこまで色々あるのなら、おそらく男性は医療はあてにしていないし、自分のことを障害者だとは思っていないし、「これからも俺は俺のまま生きる」と考えている、そう思った方が質問者さんは楽になれるんじゃないでしょうか。 実際のところ、その男性が騒々しくても、仕事はそれほどできないにしても、クビにはならずに来たんですもんね。騒々しくても大きなミスはしていないし、雇用主や上司から見ればクビにするほどの理由は見当たらないのでしょう。 だったら、男性は、尚更「俺は俺のままに」だと思います。 その歳まで、そのキャラクターで生き抜いて来たのだから、その男性は、このままでやっていけるという自信を持っていると考えていると、質問者さんは思っていた方が良さそうです。自分が働き掛ければ、あの人は変わってくれるんじゃないだろうか?と、そういう淡い期待があるから、我慢ならないのですよね。 しかし、男性は身内でもなんでもない他人でしょう? 自分の親でも、パートナーの父親でもないし、今も今後も身内となる可能性がゼロの、帰宅すれば何も関係ない人なんですよね。身内なら幾らか変わってもらわないと困るけれど、そうじゃないのだから相手が変わるのを望むのは高望みだと考えて、諦めた方が気持ちが楽です。干渉してもどうしようもない人に対しては、深入りしない方が良いですよ。 自分の心身のパーソナルスペースに飛び込んでくるその男性が我慢ならないから、自分から相手のパーソナルスペースに飛び込んで治療を勧めるわけにも行かなければ、転職してくれと懇願することも出来ないですよね。 それに、質問者さんだって、その男性に「あなたの態度が気に入らない。定年までの残り短い期間を楽しく、なんの煩いもなく晴れ晴れと過ごしたいんだ。だから、とっとと転職してくれ!」と言われたから、「はい、左様ですね」とは思えないでしょう。 そういう意味では、どちらも対等ですよね。 どちらが詰め寄っても理不尽だし、どちらにもNOと言う権利があります。 今日もあの人はハッスルして、まるで騒音のようだけれど、あれがあの人のキャラクターだから」と、一昔前の、発達障害が世の中に浸透していなかった頃の人たちのように、こちらからどうにかできることじゃないからと大らかに、あるいは生暖かく見守って、そんな人でも解雇しない会社の大らかさをプラスに考えても良いのではないでしょうか。 質問者さんはその男性に接して「正直よくこれで今まで生きてこれたな・・・」と感じていらっしゃるけれど、高性能な人ばかりをやとって、「こいつは役に立たないから、一人で十人分働ける人材を集めよう。働ける奴はどんどん仕事漬けにしよう」と、そんな会社ばかりになってしまったら、誰もがとても生きづらい社会になってしまいます。 むしろ、その男性のような人がちゃんと働ける職場が社会に用意されていること、このことに救いがあると思います。健常者だって、いつ体を壊すか分らないし、脳梗塞を患ったり、交通事故に遭えば、高次脳機能障害という発達障害に酷似した障害を負うこともあるのです。そんな男性が定年まで勤められる職場があるということは、社会にはまだ温かさが残っているし、希望も残っている、そう考えることも出来ますよね。 今、社会は高齢化していて、昨日までは元気でバリバリ働いていた人であっても、脳梗塞から高次脳機能障害になったり、認知症を患うことだってあるんです。 自分がそうなるかもしれないし、自分の親がそうなってしまうかもしれない。 だからこそ、「あの人は障害者だから、鬱陶しい、腹立たしい」とは思わずに、明日は我が身と考えれば、その男性のことは、生暖かい目よりも更に一歩進んで、温かい目で見守ることだって出来るのではないでしょうか。 その人は、じき定年を迎える方なのですから、この際、その人が退職まで立派に勤め上げられるかを会社の力量と共に、大きく温かい目で見届けてみてはどうですか。 その男性が同じ職場の人なのか取引先の人なのか、そこが分りませんが、そんな人でも勤め上げられる職場なら、その職場は社会的な弱者に理解がある会社ということになるのですし、質問者さんが看護する側になったり、自分自身が障害と向き合わなければなくなったときに、その男性のことが逆に励みになるかもしれないのですからね。
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- kanemoto_s
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>イラっとしてしまう出来事が多いので、しょうがないんだな、と理解し我慢するためにも知りたいです。 発達障害の診断には50程度の要素のうち、ある数以上の要素を持っているかで判断します。 発達障害の人にイラつくのは、質問者様も何らかの発達障害の要素持ちの可能性が高いですから、本などを読んで十分理解することをお勧めします。 発達障害の要素を全く持っていない人はかなり少数ですが、発達障害の人に対して、「かわいそうな人」「面倒な人」という感想を持つようです。 発達障害の人との付き合いかたの本は、多く出ていますのでネットならすぐに見つかります。 ネットの読み物は誹謗中傷が混じったものが多いのであまりお勧めできません。 イラつくことでも、発想を転換して楽しんで事態に当たるといいですよ。 イラつきの半分は自分自身にイラついているのだから。
お礼
回答ありがとうございます。 >発達障害の人にイラつくのは、質問者様も何らかの発達障害の要素持ちの可能性が高いですから そうなのですか?まあ障害にも幅があるようですから、可能性はありますが、 その理論だと職場の人が皆そうだということになります・・・ 奇声はちょっと受け入れがたいものがありますね。 発想の転換ですね・・・
- obrigadissimo
- ベストアンサー率23% (1613/7000)
診断はドクターが行います。 書いておられますように、 ここでは規約や医師法等の関係で 診断は無理ですね。 すべては、 【敵を知り、己を知れば百戦危からず。 孫子の兵法】 で、処理できます。その人は、暮らしの中で、 不満、恨み、辛み、ホスティリティ、怒りの感情etc.を 溜め込んでいるのではないでしょうか。あるいは、 職場で自己の重要感、有用感等とを満たせていないか、 暮らし全体の中でフルフィルメントできていない という状況があるのではないでしょうか。 そうしたことを知ることができれば、対応方法が 具体的な対応法が見つかるでしょう。 彼の【数学力】を、例えば、 社内の教養講座のインストラクターとして活かして 貰うように(質問者さまが)環境を整えてあげるか、それが 無理ならば、彼の住まいの近所で、塾の入塾試験をクリアできない 子ども達の数学的な才能を引き出すお役立ちの機会を 作り出せないか等々の検討してみる価値があるのでは ないでしょうか。(【数学検定1級】をクリアすれば 数学塾を開設できるでしょうし、カルチャーセンター等での 活躍の機会が得られるでしょう) 他、【数理パズル】等を作成して世界に向けて 出版するように彼にススメてみませんか。 (これは、彼を黙らせる効果もあるでしょう) 〈ふろく〉 困ったチャンや困った人への 対応方法を記した本が多数ありますので 図書館等で読んでみませんか。 蛇足:【自慢】は、逆転した インフェリオリティ・コンプレックスですね。 負のエネルギーは昇華させることでしか 真にはクリアできません。彼を救いに導いて あげてください。人のために腐心したり、 尽力した、すべての創意工夫体験は、 決して、質問者さまの ご損というかムダにはなりません。 (イライラしつづけている方が 時間等多くのロスに繋がります) 以上の私のアイデアを叩き台にして、 彼のフルフィルメントが可能になるように お手伝いしてあげませんか。 他の人のお役に立てるのは人間としての 喜びでもありますので、是非。 All the Best.
お礼
回答ありがとうございます。 >その人は、暮らしの中で、 >不満、恨み、辛み、ホスティリティ、怒りの感情etc.を >溜め込んでいるのではないでしょうか。 かなり愚痴が多い人なのでそうかもしれませんね。 発達障害じゃないかと決めてかかるのも失礼な話ですし、イライラも 時間の無駄ですね・・・ こういう人なんだなーと考えるように努力します。
- pluto1991
- ベストアンサー率30% (2018/6682)
ADHD、アスペ、自閉症スペクトラム どれもレインボーのように「程度の差」ってのががあります。 「人の話を聞けない」と言ったって0%でまったく聞けないのか70%は聞いてて30%忘れてるのか、っていう程度の差があるでしょう。 そして、それが軽度になった場合、「その程度なら性格の違いというかブレの範疇だ」ということもあるんです。 誰だって人の話を聞いていない時があるんですから。 大学に入って教職課程を取っている。みたいな人がちょっと変わっているからっていちいち発達障害なんて言わないんですよ。 ホントのところ大学にも入れないし、仕事だって出来ない人が発達障害なんです。 みんな考え過ぎです。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね・・・ 程度の差ってかなり幅があると思うので、一概には言えないですね。 大学に入れないってのはそう言い切れないと思います。 TEDという海外の番組で出演していた動物学者の女性(名前は忘れました)が アスペルガーだったと思いますが、 大学にも行って博士号取ってたんじゃなかったかな・・・ そういう人もいますし、幅はあるけど、普通にたくさんいらっしゃるんじゃないかなと 思います。 以前勤めていた会社は7割くらいが理系という職場でしたが、 もしかしたらそうかな?という方を結構見ました。 学力には問題ないけれどコミュニケーションとか社会的なスキルが必要な場面で うまくいかない、というのがよくわかる感じでした。 口頭で伝えられた事がうまく理解できないとか・・・ だから、なんとなく、そのおじさんもそうかなと思いまして。
お礼
回答ありがとうございます。 >むしろ、その男性のような人がちゃんと働ける職場が社会に用意されていること、このことに救いがあると思います(中略)社会にはまだ温かさが残っているし、希望も残っている、そう考えることも出来ますよね これにはかなり頷けました。 日本でも発達障害などの認知がかなり広がってきているようですが、 アメリカなどでは子供の頃から社会的スキルを訓練して、本人が生き易いように するみたいですね。 回答者様のお答えにかなり納得いたしました。 すばらしい考え方だと思います。 ありがとうございました。