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著者名が作品中の登場人物として出てくる作品
太宰治を読んでいると、作中に三人称の「太宰治」が登場するものがあり、面白いと思いました。 そういえば、有栖川有栖さんの作品にも「有栖川有栖」が登場するのがあります。 このように著者名が作中に登場し、三人称で語られる形式はいつごろからあるものなのでしょうか? 太宰治より古い作品をご存知でしたら教えてください。
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厳密には設問と違いますが 夏目漱石の「我が輩は猫である」に出てくる飼い主の作家は「送石」先生です。 最近の人ならけっこうたくさんいますよね。
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横溝作品同様、モーリス・ルブランもアルセーヌ・ルパンの友人として登場しますよ。
- lack03
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栗本薫の「ぼくらの時代」 栗本薫が主人公。ただし性別が逆になってる。 http://homepage1.nifty.com/Y-UCHIDA/kurimoto/bokura.htm
- fermata_in_bule
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時期が微妙で、同時代と言ってしまえばそうなのですが、 横溝正史は事件の記録者として頻繁に自分を作中に登場させていますよ。はっきり『横溝正史』と書いてあったかどうかは自信がないのですが……。 一応作家デビューは横溝正史のほうが先のようです。
お礼
ありがとうとございます。 横溝正史も古い作家ですね。 4,5冊読んだことがあります。 これもエラリー・クインの影響でしょうか。
- Swordline
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洋モノですがエラリー・クイーン。 国名シリーズと呼ばれる作品などに作者と同名の探偵が登場します。 有栖川氏なども影響を受けたミステリの大御所ですね。 1929年に最初の作品を出版しています。 太宰治とペンネームを使い始めたのが1933年頃。 よって、太宰治より古くはないですが同時期に、海外にもそういう作家がいたってことで・・・。
お礼
ありがとうございます。 エラリー・クイーンは「Yの悲劇」しか読んでませんでした。
お礼
ありがとうございます。 「我輩は猫である」未読です。 夏目漱石もおちゃめだったんですね。