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正確な音を得るために

iBook 2001(@iBook-2001)の回答

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回答No.11

はじめまして♪ 『 正確な音を得るために「スピーカーをしっかり駆動するアンプ」と「小口径フルレンジスピーカー」の組み合わせである程度は達成できるでしょうか。 』 はい、その通りです。 ただし、「正確な音」に対する「すべて」が得られる訳では有りません。 巨大なマルチウエイスピーカー、高度なヘッドホン再生などにも、それぞれの部分で「正確な音」を得られる部分が有ります。 現実的に、全ての面で正確な音を得られやすい、という決定的に優位な方式は無いので、それぞれのよい部分に注目すれば実現出来たと言えるでしょうし、弱点を指摘すればどれも完璧な理想は得られない、とも言えます。 私も、スピーカー工作が好きなので、いろいろなスピーカーでそれぞれ違う音を楽しんでいます。 小口径フルレンジの良さは、他の方式では実現出来にくい、とても良い一面が有ります。 しかし、過度な広帯域や、過度な大音量を求めれば、すぐに破綻してしまう、アヤウイサウンドでもあります。 大規模なマルチウエイスピーカーは、広帯域、高ダイナミックレンジ(大音量)を得るには大きなメリットが得られますが、良質な小口径フルレンジのような素直でまとまりが良いという部分はなかなか難しい。 利用環境や目的の応じて、使い分けるのがベターと言えます。 ヘッドホンは狭い部屋でも、広い会場でも、自由空間の屋外でも、理追う環境による影響がほぼ無いため、比較的多くの範囲で「正確な音」が得られやすい手法です。 しかし、実空間に放たれた音では無い為、サウンド空間、音の方向性が、脳内処理とズレてしまい、前方の演奏ステージ という印象が得られなく成りがち。 多くは、頭蓋骨内外の空間範囲で前後感は後頭部側に展開する感覚に鳴ります。出ている「音」自体は、かなり正確なはずですが、人の聴感という感覚反応としては、違和感が出てしまうのが弱点。 (これを解消しようという録音方法に、ダミーヘッドを用いたバイノーラル録音があります。残念ながらこの録音方式では、スピーカーで再生させると、音源が遥か遠い感じに鳴ってしまうので、互換性が無いという重大な欠陥を兼ねています、ヘッドホン/イヤホン専用音源となる。) 釣りマニアには、フナに始まり、フナに戻る という名言が有りますが、スピーカーに関しても フルレンジに始まり、フルレンジに戻る と言う表現をされた諸先輩が非常に多く存在します。 釣りでもスピーカーでも、良い/悪い という意味では無く、多くの体験を踏まえて、最も素朴で、原理的な部分の楽しみ方を再認識する。という意味なんだと私は考えております。 どんな方式であれ、それぞれの良さを可能な限り多く引き出そう、と思えば、オワリの無い世界ですし、多少メリットを抑えてでも弱点を減らそうとすれば、それも悪くは無い、むしろ一般的には「聞きやすい音」として受け入れやすく成ると思います。 テスト信号などであれば、比較測定で「正確さ」を判断出来やすいのですが、音楽という芸術を聞いた人個人が、どのように感じるか、という人間の感性判断、官能評価という、高度な部分は、データや数値化して「正確度合い」を論ずる事が出来ない範囲だと思います。 基礎的な「科学」に基付く原理原則も重要ですし、人の感覚という生理学的な部分、個人差も考える必用が出て来ます。 どこか、一面だけで論じても、文字通り片手落ち。 理論解析出来ない部分を、思い込みや、思想等の誘導で話題になれば、それはオカルトと言えます。 逆に、実際に聞いてみた印象、感覚を無視して、理論だけでの話題も、案外基本的な部分に落とし穴が有ったりして、固執する人達だけの狭い話題になれば、これもオカルト的と言えます。 小口径フルレンジの再生音には、非常に良い一面が有る。これは間違いない事実です。 しかし、小口径フルレンジ再生では、絶対と言って良い程、得る事が出来ない部分もアルのを理解しておきませんと、狂信的な話題と成ってしまう事も、あり得ると思いますYo。。。 『ある程度は達成できるでしょうか。 』 まちがいありません、残念ながら全体では有りません、しかし!、一部の面では、他の方式では得られない、非常に高い達成感を得る事も可能です。 それぞれ、個性豊かな音を楽しんじゃおう。って言うのが、最近では私の楽しし見方でもありますよ♪

noname#208228
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

noname#208228
質問者

補足

非常にハッキリとそして丁寧に書いてくださり嬉しいです。 私の聴きたかったことがすべて書いてある回答です。 小口径フルレンジ、マルチウェイスピーカー、ヘッドホン、どれも見方や論点を変えれば、「正確な音」を再生していることになるんですね。しかし、どれも「正確な音」のすべてを再現できるわけではないんですね。 1つに固執して論じてしまうとオカルトになってしまう可能性があるのですね。 柔軟な姿勢で、得られるものがあれば、得られないものもある、っという考えでいないとダメだということですね。それは大切ですね。 「これが絶対」っという発想は危険なんですね。 ただ、小口径フルレンジには、間違いなく他のスピーカーからは得られない良さがあるっというのは本当にそう思います。 普段、大きな圧迫感のある平面バッフルから、8cmのスピーカーを聴いたとき、大きなスピーカーからは得られない快感を得ました。 環境や音楽のジャンルで個性豊かな音を楽しむのが一番いいですね。

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