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化学の学科か生物の学科どっちがいいですか?
こんにちは。 化学の学科と生物の学科の卒業後の進路を見ても就職先はほとんど同じように思うのですが、生物と化学どちらがいいのでしょうか? 私な将来食品関係か薬関係の仕事につきたいと思ってます。
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高校生でしょうか 就職を元にして学科を選択されようとされておられますが、企業は専門の研究職を採用する時以外には学科には興味を持ちませんので注意して下さい。 精々理系か文系かという程度です。 工学部を卒業しても営業に配属になっている人や、法学部を卒業しても製造現場に配属になている人もいます。 大学では化学と生物の境界は曖昧なものとなっています。 生化学つまり生物化学という領域もあります。 最近話題になっているDNAもデオキシリボ核酸という化学分野での物質名の略称です。 生物学において遺伝を議論する際にさかんに使用されています。 この分野を分子生物学と言います。 大学の講義は興味がないとアッという間においてけぼりになります。 周りは興味を持った人達だけです。 ときには、高等学校で部活で化学部や生物部だった連中もいます。 既に専門知識をカジッテきています。 高等学校のような配慮はしてくれません。 生物学といっても多岐に渡っています。 生物の行動に興味があるのか、生物の多様性に興味があるのか、生物の体の構造に興味があるのか、等々でそれぞれ専門課程に分かれていきます。 一方化学も生物とだけではなく物理とも境界が曖昧になっています。 物理化学、電気化学という分野もあります。 相対性理論や確率論などの知識を求められることもあります。 一度Wikipediaなどで生物学とは、化学とは何か、ということを覗いてみて下さい。 企業側もこのようなことを知っていますので、大学の専門に興味を持ちません。 企業は学問的な専門知識で運営されているわけではありません。 このようななかで理系で比較的企業活動と近いのは薬学部です。 薬学部は生き物を相手に医薬という化学物質を取り扱いますので、高等学校の化学、生物の範囲は全て網羅されています。 ただしこの知識を要求されるのは研究職のみです。 ともあれ就職などは二の次で選んでください。 問題解決能力を身に着ければ就活はさほどハードルが高い難関ではありません。 企業も大学も急激に体質が変わり始めている時代です。 4~5年後には現在の就活常識など通用しなくなっているでしょう。