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第二次大戦中のフランスへの爆撃はどのくらい?

eroero4649の回答

  • eroero4649
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回答No.1

>一体、どの都市を爆撃して行ったのでしょうか? 主にノルマンディーからドイツ方面にかけての戦場になったフランス領でしょうね。パリや戦場にならなかった中部や南部のフランスの各都市は爆撃を受けませんでした。 当時のフランスはヴィシー政権がなんというかナチスの属国で、その一方連合軍側にはド・ゴールの自由フランス軍がいるという「どっちにも参加している」というような状態でしたね。ただ、一部の物好きのフランス人を除けば積極的にナチスドイツに協力する人たちはあまりいなかったようです。感覚的には、日本人が韓国軍に参加するかどうかみたいなもんかな。 ナチスドイツが作った宣伝映画で今に残っているものを見たことがあるんですよ。アメリカ軍の爆撃機が撃墜されて乗員がパラシュートで脱出して、捕虜になってそれをカメラに撮られているのですね。するとそれを見ているフランス人たちがアメリカ人を殴るんです。フランスの街を爆撃しましたからね。それをドイツ兵が「やめろやめろ」と制止するんです。 しかしパリ解放となると一転、今度はフランス人の間で「対ドイツ協力者」を吊し上げるようになります。戦場カメラマンとして有名なロバート・キャパの代表作のひとつに、町中を引き回される女性の写真があります。女性はドイツ軍士官の子供を生んでしまったので「対ドイツ協力者」として髪の毛を丸刈りにされて、「市中引き回しの刑」にされています。隣りにお巡りさんがいますが、あのお巡りさんは彼女を引き回す役ではなく、引き回される彼女がリンチされないために横についているのです。 戦争中はそんなことをやっていたのに、ドイツが負けたら突然に対ドイツ協力者を吊し上げてしれっとしたことについてはフランスでは長年タブーにされてきたそうです。しかし、近年になってようやく「ドイツが負けた途端に手の平を返したっていうのはやっぱり反省すべきなんじゃないか」というようになってきたようですね。

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